このステージでも、4面の場合と同様ハイパーアイテムを有効に活用してください。
固い敵が断続的に出現する本ステージでは、以下の一般論以外にあえて言うべき事がありません。
早回し(敵機を素早く殲滅することで通常は出現しない敵を余分に出現させる技巧。
この雷光の攻撃パターンは2種類あります。
攻撃パターンを覚えてしまうと安定するのでしょうが、私はよく分かっていません。
雷光のばらまきをちょっと上で我慢することができなかったときは、レーザーモードで画面左に来たときにボムです。
雑魚(天顎)は地形の六角形の辺に沿ってのみ動くことを覚えておくとよいかも知れません。
一見有機的な砲台(阻顎、2回の破壊が必要なもの)と中型機が同時に出現する場面では、中型機を優先的に壊すとよいでしょう。
概論
とうとう最終ボス「黄流」との交戦です。
まともに戦うと、かなり強い相手です。
ちなみに「黄流」とは、「黄河の流れ」という意味で「胡邦衡待制の新州に赴くを送る」との漢詩に用いられているようです。
ボスの周りを、「J」(アルファベットのジェイ)の字型に動けばよいでしょう。
具体的な方針です。
最終ステージです。
弾数は大変多いですが弾速も小さく、しかも処理落ちもあってさほど難しいことはないでしょう。
前作「怒首領蜂」最終面が突発的高速弾が多かったことを考えると、難度は落ちています。
序盤の難度を上げて終盤の難度が低いとは、かなり疑問のある難度設定です。
かなり細かい避けが必要とされる箇所もありますが、弾速の遅さはそれを容易にしてくれます。
プレーヤーに弾避けがうまくなったような錯覚を覚えさせてくれ、プレイしていて楽しいステージです。
1面と並んで、BGMが燃えますね。
高速弾がないので、追いつめられてからでもボムが間に合うのは高評価です。
処理落ち(意図的にスピードを落としてある可能性も大です)で、ハイパーの一時的ランク上昇は相殺されるという親切設計です。
ハイパーゲージに注意し、2個目のハイパーアイテムがふってくる前に必ず一個目を使い切ってください。
2個目のハイパーアイテムが滞空中(回収前)にハイパーを発動すると、そのアイテムは1万点の星になってしまいます。
固い敵が多くレーザーの使用頻度が高いこともあって、ハイパーゲージはたまりやすい面です。
ハイパー発動中は攻撃力が飛躍的に向上するので、ずいぶんと展開が楽になります。
さらにこのステージ、ボムが2発も手にはいるのですよね。
(以下の解説も、ほとんどが中ボスなどの個別的対処法です。)
そのためには、何度もプレイを重ねるしかないでしょう。
レーザー強化の高い攻撃力が、十全にその効果を発揮する事のできるステージです。
(逆にS強化は、固い敵の破壊が遅れるのでボムを撃たざるを得ないことが多いです。)
B−S、B−EXならば通常時はショット、固い敵だけレーザー、と適当にクリアできてしまいます。
逆に言うなら、A−S・A−EXは積極的に敵を討ちに動く必要があるので弾避けの練習に最適です。
最後に特にこのステージで覚えておいて欲しいことです。
弾避けはボムがなくなってからにしてください。
3面の場合と同様あらかじめ自機を端においておき、弾を引き付けながらゆっくりと反対端に逃げるとよいでしょう。
ショットで雑魚を撃ちながら高速で画面を横切り、敵弾の密度を下げる、という作戦も有効です。
この雑魚編隊の開始条件は、直前に横に並んでいる中型戦車を全て破壊することです。
ということは、意図的に中型戦車を残せばこの雑魚編隊が登場しない事になりますね。
右端の一台を意図的に放置(雷光直前で破壊)すれば、本箇所は楽勝です。
雷光との絡みで自機の位置調節を行う場合でも、わずかにこの戦車の破壊を遅らすことで雑魚編隊の量を大幅に減らすことが可能です。
主として得点を稼ぐことが目的である、参照「斑鳩」)
ならぬ、遅回しですね。
上記雑魚編隊の直後に画面下から登場です。
そのお姿に攻撃方法は、前作4面ボスを思わせます。
このボスで恐ろしいのは、即死レーザーを断続的に発射してくることでしょう。
パターンを知らないと即死ですが、ここは慣れるしかありません。
出現時に自機が画面右半分にいるか左半分にいるかで決まります。
(前作4ボスがそうだったので、たぶん今回もそうなのでしょう)
毎回自機の位置を固定して、攻撃を同じものにするべきです。
不確定要素を可能な限り減らすことは、シューティングゲームの基本です。
ただここで、素晴らしい手段があります。
雷光には、Y座標が自機のそれによって決定されるという性質があります。
自機が上に上がっていると、雷光は接近時もそれだけ上方で停止するのです。
この性質を利用します。
このようにすると、雷光のレーザーが画面一番下まで届かなくなります。
(自機座標が左半分の時のみ確認)
こうなれば雷光なんてただの飾り、レーザーで屠りましょう。
ステージ2で述べたことのくり返しです。
中央に鎮座ましますよう見えるボスですが、自機の移動による誘導が可能な場合があります。
ゲーム中の全ての事象は自分の入力による関数であるとの認識は持ち続けてください。
死亡が不可避の場合でも、自機の移動によって生存の道を作り出すことは可能なはずです。
上記方法は画面上に上がるというリスクが伴うので、決めうちもよいでしょう。
このステージに中ボスは3体配置されています。
雷光が最強で、他はただの飾りです。
なのであえてボムを惜しむ必要はないかもしれません。
ハイパーが使えるときは、このボムをハイパーで代用できます。
雷光の破壊後、中型機のラッシュです。
(アルカディア2002年9月号によると、中ボスの破壊が速いほど中型機が多数出現する。)
ここでは中型機登場数が少なく、ワイドショットなら画面端から端へゆっくり動き続けるだけで通過できます。
蜂の巣から砲台(衛爪)が出現して青弾多ウェイ弾をうち、さらに自機狙いの針弾を撃つ雑魚(天顎)がわいてきます。
5面最難関と考えてよいでしょう。
積極的な上下動で針弾に隙間を作ってください。
そして間隔が開いたら、恐れずそこに突進です。
ためらうと道は閉ざされてしまうので、思い切ってすすむのです。
いわゆる切り返しですが、弾速が遅いので思いの外避けられるものです。
終盤の2機の衛爪の同時出現の場面では、追いつめられてくるのでボムを撃つのがよいでしょう。
(筆者は決めボムではないが、結果としていつもここで撃たされています)
お名前が無いようですが、怒首領蜂の3ボスが地面にくくりつけられて再登場です。
弱いので、レーザーで打ち込んでいれば問題ないです。
BGMの関係か、不思議と燃える地点です。
中ボス2の直後です。
ちょっと厳しいので、ハイパーがあるなら使っておくとよいです。
積極的な切り返しが全てです、恐れず画面上に上りましょう。
怒首領蜂の5ボスです。
赤い巨大な弾を真下に落としてきますが中央の巨大な弾と、隣の小さな弾の間は安全地帯です。
(見かけ上隙間はないように見えますが、弾の判定は大変に小さいのでしょう)
次の攻撃は、ビットばらまきです。
この攻撃ではときどき、ビットが画面一番下に来て真横から2ウェイ弾を撃ってくることがあります。
こうなると突発死不可避的です。
ボムを撃ってください。
なお、このボスは破壊後にも残った赤弾に命中するとミスとなります。
筆者は何度も不可解なミスを繰り返し、ようやく原因を理解できました。
以降は堅い的の連続です。
位置を覚えてレーザーで打ち込むことが全てでしょう。
この際阻顎の赤弾多ウェイは、まとめて大きく避けるべきです。
ショットの移動スピードなら、赤弾の間をくぐる必要はないはずです。
阻顎に関しては、画面中央のもの以外はスクロールアウトさせると弾を撃ちません。
縦シューの場合は、何故か画面が左右にも少々スクロールするようになっております。
ステージの横幅が、実際の画面よりも広いわけです。
一方の端に砲台があった場合、もう一方の端に動いて前者を画面外に出してしまいます。
するとそこからの弾は一切発生しません。
この技巧をスクロールアウトと呼ぶようです。
大型機が画面左右の端から同時に、かつ複数回登場します。
中央部でワイドショットでもたもたしていると、画面左右からの砲弾にミスは必至でしょう。
左を速攻破壊、直後に弾の海を横切って右を破壊、と繰り返すことが必要です。
かなり弾避けの練習になってよいですが、危険が伴うのでボムの決めうちがよいでしょう。
ハイパーがある場合は必ず使用してください。
5ボス戦でのハイパー使用は即死を意味します。
他のケイブ作品のボスのように、ボムが無効化されるということはありません。
ボムのごり押しで倒せてしまうという親切設計です。
B−S、A−Sならば残機にものをいわせて楽勝でしょう。
(ボムが10発もあれば十分ではないでしょうか、推測ですが。)
初クリアを目指す際には、この方針でいってください。
EX強化の場合、残機が2機は欲しいです。
パターン化の余地があまりなく、その場で見て避けるアドリブ避け能力が純粋に試されます。
そうではあっても、知識のあるなしは雲泥の差です。
的確な知識を持った上でのひたすらの反復練習が全てですね。
私的には第二形態の攻撃に、そこはかとなく名が現れているように思われます。
赤弾と青弾の壁
具体論
青弾はなんと、弾道が固定されています。
そして針弾は狙い打ち。
つまり、ほぼパターン化が可能です。
狙い打ち弾の場合は、弾を引き付けつつ画面端から端へ動き続けるのが基本です。
ボスの右横画面半分程度から、狙い打ち針弾を引き付けながらゆっくりと下に下がります。
画面横付近では、青弾の密度が低いので青弾はあまり気にしなくともよいはずです。
下についたら、ボス正面を通って逆側にでます。
横移動を続ければ、狙い打ち弾は無視できるはずです。
逆サイドについたころには、すでに狙い打ち針弾攻撃は終了しているでしょう。
筆者はこの攻撃をノーボムで避けるのが精一杯です。
参照
エスプレイド、最終ボス「マダムガラ」、第二形態
というふたつの要請を同時に満たさねばならず、大変に困難です。
動き続ければ赤弾は無視できるので結局は青弾多ウェイのみのはずなのですが、理屈通りには行かないものです。
赤弾はボス周囲の砲台から発射され、動く壁の如き様相です。
青弾はボスの口から発射され、ゆっくりですが自機を狙っています。
視野を広く持ち、安全な壁の合間を捜してそちらに速やかに移ってください。
一箇所にとどまっていると、壁と壁にはさまれます。
逃げ場がなくなったことが解ったら、ボムを使用しましょう。
その判断ができただけでも、自分をほめてあげましょう。
幅の広いものから狭いものまで4種類ありますが、全て5ウェイ弾で中心の一発が自機を正確に狙っています。
筆者はここまでに何発もボムを使用してしまうので、この攻撃がキャンセルされて第二形態に移行することがほとんどです。
参照
ストライカーズ1999、8面ボス第二形態(サナギの次)
ストライカーズ1945II、7面中ボス
弾の発射を確認してから1キャラずれないと死亡、との例の最たるものです。
Nウェイ弾はその中心が自機狙いで以下の特徴を持ちます。
超高速弾を、発射を確認するまでじっと耐えるというのは怖いものです。
第二形態はこの攻撃のみです。
ある程度の間隔を持って連射される弾が壁のように連なっています。
ボスの口から八方向に発射されたときには赤弾で、画面端で跳ね返ると青弾になります。
赤弾は一定方向に回転しており、小休止をはさんで回転方向を逆転させます。
弾速は大変に緩やかですが、自機の移動を制限する大変に難しい攻撃です。
可能な限りオーラ撃ちして、ダメージ効率を上げましょう。
自機は黄流の腹部にオーラ撃ちのできる位置を保つようにします。
そして自機周辺を見て、どの方向から弾の壁がやってくるかを見定め、自分が抜ける弾の壁をあらかじめ決めておきます。
その壁が迫ってきたら、思い切って一気に抜けてしまいましょう。
要領は、3ボスの発狂攻撃の目前で交差する青弾を抜ける場面と同じです。
(S強化の場合はスピードの遅さからショットに変更することが必要で、難度は高い)
ボスの体力が少なくなってくると弾の密度が上がるのでかなり難しくなりますが、そこまでは思いの外楽な攻撃です。
筆者の場合、大変に緩やかなものですが、少しずつ上達を感じられる攻撃です。
アルカディア誌によると以下なのだそうです。
今いる空間がいつまで安全かを瞬時に把握する。
そして次に抜けるべき弾幕がどのラインかを素早く判断する。
そのためには視野を広く持ち、全体の状況を見ておくべき。