ハイパー
- 効果
ハイパーアイテムを所持しているときに、Ｂボタンを押すことで発動されます。
（同アイテムを持っているときは、ボムでなくハイパーが発動する）
自機のショット、レーザー強化され（見た目に黄色の太いものに変化する）ることが最大の特徴です。
また発動時には一瞬の弾消しと無敵時間があります。
発動中はコンボが繋ぎやすくなる（レーザーを当てているだけでもＧＰゲージが高い水準で維持される）事も恩恵の一つです。 - ハイパーアイテム出現条件
画面左上のハイパーゲージ（縦の棒グラフで、画面中央より）が満たされると、画面情報から「ハイパーアイテム」が出現します。
（ボムアイテムがしばらく画面内を滞空するのに対し、ハイパーアイテムは画面下で跳ね返るとそのまま画面上に戻って消えてしまいます）
- 最大ヒット数が更新される
- コンボが２０以上の時に蜂アイテムを取る
- レーザーを敵に当てる
- 特徴
ハイパーアイテムは複数個の同時発動が可能です。
（自機の後方に多数のハイパーアイテムがぶら下がっているときに、Ｂボタン）
道中の場合は、詳しくは以下の効果があります。
- 無敵時間８０フレーム
- レーザー威力が２個目から１個使う毎に２５％づつ上昇
- 無敵時間１２０フレーム
- レーザー威力が２個目から１個使う毎に５０％づつ上昇
- 短所
ハイパーを使用すると、ランクが上昇してゲームが難しくなります。（詳しくは後述）
ハイパー使用中はボスの弾速が恐ろしく上昇するのが感じられることと思います。
ハイパーの効果が切れた後も、ランクは完全には元に戻らず少々高いままとなります。
ボス戦でハイパーを発動すると、その場の危険は回避できても弾速の大きな上昇からさらなる困難に巻き込まれます。
そこで結局ボムを撃つことになる、という場面も頻出ですね。
（ハイパー発動中にもう一度Ｂボタンを押すと、ボムを撃ってハイパーをキャンセルすることができます） - 使い方
副作用の大変に大きなハイパーですが、適切に使用するならば「ボム」の代用とすることが可能です。
基本方針としては、序盤の１，２，３面では使用は控えるべきでしょう。（詳しくは「ランク」の箇所で）
また、弾速の上昇が致命的であるボス戦においても使用は厳禁です。
とはいえハイパーアイテムを持っているときにはハイパー発動は不可避です。
しかしながら道中押されがちな４，５面道中ではハイパーの使用はためらうべきではありません。
そこでボス戦では、ハイパー発動、弾消し効果が切れると同時にボムでキャンセル、という手段を執ることになります。
ショット威力の増加と攻撃範囲拡張による迅速な敵破壊は、敵弾の速度上昇というデメリットを補ってあまりあります。
特に処理落ちのかかっている５面では、ハイパーによる弾速上昇は処理落ちで完全に相殺されてしまいます。
ただし、ハイパーは複数同時に発動してはなりません。
無敵時間や弾消し効果は変わらないのに、ランクだけが無駄に上昇する事になるからです。
よって４，５面ではときどきハイパーメーターに注意を払ってください。
そろそろ溜まりそうだ、という場合には溜まる前にハイパーを発動してしまいます。
するとハイパー効果で未然の危険予防が可能となります。
かつハイパー発動中にゲージが溜まるので、再びハイパーアイテムが入手でき、もう一度の危険回避が可能となります。
もしもハイパーアイテムを持っているときにもう一個それをを出現させてしまった場合には、取らずに無視するのがよいです。
意図的に取らないことが危険な場合には、ハイパーを発動させてみましょう。
するとハイパーアイテムは１万点の星に変化するので、無駄に取ることがなくなります。
このようにハイパーアイテムが定期的に出現するボムとしての役割を果たすからこそ、ボム所持数の少ないＥＸ強化であってもさほどボム不足に悩むことがないのです。 - ボス戦中のハイパー出現条件
通常ボス戦でハイパーメーターが貯まっても、その出現は次のステージの冒頭に持ち越されます。
しかし以下の２条件のいずれかに当てはまる場合には、ボス戦中であってもハイパーアイテムが現れます。- ハイパーゲージ満タンの状態で、ボムを使い切った
- 残ボム０の状態で、ハイパーメーターが貯まった
ランク
ゲームの難しさを決める変数で、プレイ内容により変化します。
本作「大往生」はランク変動が著しいです。
全く同じボスの攻撃なのに、弾の量や速さが全く異なるという経験はお有りでしょう。
ランクをいかに制御するかが一周クリアの上で最大の関心事項となります。
ランク変動の激しさこそ大往生の最大の難しさですが、そのシステムを逆手に取ればクリアも容易となるのです。
本作には次の２種類のランクが存在します。
- 基本ランク
敵弾の発射間隔、連射数を決定 - 弾速ランク
敵弾の速度を決定
ランクの変動法則は次です。
- ハイパーを発動すると、基本ランク、弾速ランクともに上昇する。
ハイパー終了後は基本ランクは元に戻るが、弾速ランクは完全には戻らない（少し上がる） - 基本ランクは、ミス以外では下がらない。
- 弾速ランクは、ミス、ボムの使用によって下がる。
以上、情報源はアルカディア２００２年７月号です。
私個人としては、これにどどまらずさらに積極的にランクを抑制することが必要と考えます。
ランクを抑制するには、ランクを上昇させる原因を排除すればよいでしょう。
ランク上昇の原因としては、次のようなものが考えられます。（あくまで筆者の予想です）
- 自機の生存時間
- 蜂アイテムパーフェクト
- 得点の取得
- 最大コンボ数
- ボスをノーボムで倒す
- ボムの重ね取り
- ハイパーの使用
- １番は不可避的なので無視します。
エブリエクステンドでないゲームで、自機を潰すことは考えられません。 - ２番はとりあえず一周クリアを目指す間は、避けるのが賢明でしょう。
ただし蜂の場所だけは覚えるよう努めるべきです。 - ３，４番は相関関係にあるので、コンボを意識さえしなければ必然的に得点は低いままです。
- ５番は、左上のメーターの間に「ＬＶ」というノーボムでボスを倒した回数を表示する項目があることから、ランク上昇原因と予想されるものです。
３，４面ボスでは嫌でもボムを撃つことになるでしょうが、１，２面ボスは恐らくノーボムで通過できるものと思います。
特に１ボスのように簡単な相手であっても、確実にボムを撃って倒しましょう。
次の面で必ず１発ボムを入手できるので、ボムが足りなくなることはないはずです。
２ボスも同様ですが、厳しい最終形態をボム決めうちと私は決めています。
ランク下げ＋安全確実通過の効果は大きいです。 - １・２面であってもボムを使用することは、次のステージでのボム重ね取りというランク上昇原因を排除してくれます。
６番目の要因もこれで解決です。
なおミス後にアイテムキャリアーでボムを入手可能なときには、必ずボムを一発からうちしてから取るようにしましょう。
直後がボス戦（２，４，５面です）の場合には、キャリアー破壊後しばらくボムアイテムを滞空させます。
そしてボスがダメージを受け付けるようになったら、レーザーボムを撃って即座に漂っているボムを回収します。
ボムアイテムはボスの攻撃が厳しくなる前に必ず画面から去って行来ます。
ボスの厳しい攻撃をボムでキャンセルしつつ、滞空しているアイテムを取ってボムを補給という戦術は実行不可能です。
（経験者は語ります） - これは先にアルカディアから詳しく抜粋しましたが、さらに気を付けるべき事があります。
私は以下のようなハイパーパターンでランク抑制を行っています。- １面道中ではハイパーアイテムを逃す。
- １面ボスのビットを壊してハイパーを取らない。
- ２面では終盤の１回のみハイパー使用。
- ２面終盤でハイパーで稼ぐと必ずボス直前にハイパーが一個出現するが、これは絶対に逃す。
- ３面では１個だけハイパーアイテムを取得（道中の緊急回避用）
- ４面以降は無制限（２個発動だけは絶対に避ける）
そして３面までをノーミスでクリアすることは、一周クリアにおいて大変に重要なことなのです。
私の場合はこのパターンによって初めて一周クリアを達成することができました。