Stage4、道中(2)
この場面が初出の大型機です。
弾数は多いですが、上や左右など自機と関係ない方向に発射される弾はただの飾りにすぎません。
直前の8方位青弾中型機が後方から、ワープ緑雑魚が後方から出現します。
幸いにして、8方位青弾中型機は出現してしばらくは弾を撃ちません。
この現象とは無関係ですが、一般のシューティングにおいて地上の敵機は間近に接近した場合には弾を撃ちません。
赤雑魚が降り注ぎ、中央部には3連射大型機が現れます。
この中で大切なのは、最初の5ウェイ弾と最後の巨大赤弾は自機狙いであることです。
繰り返しますが、大切なのは敵弾を見てその弾道を予測できることです。
この中型機の最初の5wayおよび6way弾ですが、筆者は少々疑問を持ちました。
(こたえ)、
・ 「大型機の左右や真上に張り付く」
連射赤弾大型機×2地帯です。
左図の緑矢印のように、画面下を右から左まで移動して行けばよいです。
ちなみに、同時発射であることを確認する手段としては、どのようなものがありますか?
(こたえ)、
直前の地点とさほどの差はありません。
自分なりのパターンを作ってみましょう。
本章の内容を振り返って見ましょう。
以下の攻撃パターンを繰り返すので、便宜的に連射赤弾大型機と呼びましょう。
そしてこの場面は、連射赤弾大型機地帯と名づけます。
ここでは画面下端、片方の連射赤弾のすぐ隣で待機し、前方集中ショットを撃ちこみましょう。
連射弾を左右それぞれが5セットずつ発射、中央図の緑丸で囲った部分が1セット
(右図の緑色の円の位置)
そのまま青弾連射モードに入ったら、ゆっくりと右に移動します。
移動が速過ぎると連射赤弾の直撃を受ける可能性があります。
また、赤弾の外に出てしまうとほとんど撃ちこむことができません。
ワープ緑雑魚地帯です。
直前の連射赤弾大型機を倒した直後に画面中央部に出現します。
大型機に倍率をかけようとして重なって破壊などした場合に、ワープ雑魚の攻撃を受けることになります。
この場面で始めて登場する敵機です。
左図を見るとわかりますが、この敵機は8方向に青弾を撃ちます(黄色の矢印)。
そして付加的に、一発だけ自機狙い弾をも発射しています。
(左図で、赤丸で囲まれた部分です)
よってこの敵機は、8方位青弾中型機と呼び、この場面は8方位青弾中型機地帯と名づけましょう。
完全に無視してよいです。
近年のシューティングを難しいとする見解は、この見せ弾の存在を理解しないことから生じました。
重要なのは、たった一発だけ発射される自機狙い弾のみです。
画面下でワイドショットを撃ちつつ、よく見て自機狙い弾を避ければよいでしょう。
切り返しで避ける練習をするのに適した地点です。
よってこの地帯を、8方位青弾中型機+ワープ緑雑魚地帯と呼びましょう。
ここでは後方から出現する8方位青弾中型機に重なって破壊してゆきます。
ワイドショットならば接近攻撃で速攻破壊でき、かつ上方のワープ緑雑魚も破壊することができます。
8方位青弾中型機は5機出現します。
そこで心の中で、何機壊したかを意識する習慣をつけてください。
それは次の攻撃パターンに迅速に移行する訓練となるからです。
直接的理由としては、画面下から出現直後に弾を撃たれては回避が不可能であるから、といってよいでしょう。
要するに、理不尽な被弾を避けるためのシステム上の配慮です。
このShooting Game(仮)では敵機は画面下端付近では弾を撃たないことを、憶えておいてよいでしょう。
戦車や高射砲などの実物を想像すればわかると思いますが、地対空兵器は真上付近が死角となっているからです。
この現象を利用して意図的に地上物に接近して弾を撃たせないことを、弾封じといいます。
よってこの地帯は、3連射大型機+赤雑魚地帯と呼びましょう。
3連射大型機の攻撃は、以下のようになっております。
左図で弾道を赤・黄色の軌跡で表しておりますが、自機狙いであることは確認できるでしょう。
すなわち画面下でこの弾道を見きり、冷静に1キャラ横移動で大型機の攻撃は完全に無効化できます。
すなわち左図の緑色の軌跡です。
当然に赤雑魚の自機狙い弾も絡みますが、これもしっかり引き付けて1キャラ横移動です。
赤雑魚の弾を避けようと無駄に自機を動かしてしまうと、大型機の攻撃に衝突してしまいます。
(連射弾など一定時間継続する攻撃は、自機移動範囲を制限する意味合いが大きい)
後は画面下でワイドショットを撃っていれば、大型機・赤雑魚ともに殲滅できるでしょう。
弾道が予測できるからこそ弾除けは可能となるということを十分に認識すべきです。
あまりに間隔が広いので、実は自機狙いではなく、弾道固定弾なのではないかと疑ったのです。
弾道固定弾ならば、安全地帯が見出せるはずなので、より安定的なパターンを作成することができます。
結果として、これらの攻撃は自機狙いであることが確認できました。
ここでひとつクイズですが、どうすれば自機狙いであることを判別することができるでしょうか?
ここまでの記述を思い返しつつ、その手段を考えてください。
・ 「画面下で静止し、5ウェイ弾が命中するか否か」
この手段は確かに間違いではありません、しかし赤雑魚の自機狙い弾も絡むのであまり確実とは言えません。
「敵弾誘導」という手段をより積極的に用いてみませんか?
筆者はこれが最適と考えます。
まず視覚的に、(自機狙いならば)通常ではありえない方向に敵弾が飛びます。
その上、真横に打たせて右に大きく避けるという常套手段を実践するものでもあるので、高い実用性を持ちます。
この場合にはゆっくりと移動し、片側の中型機を破壊してからもう一方の前に出ましょう。
このときはワイドショットではなく、前方集中ショットを用いてください。
そうでないと他方からの連射青弾で画面端や連射赤弾との間隔に追い詰められるからです。
距離が離れるとワイドは攻撃力が激減しますが、前方集中ショットの場合は変化しないからです。
一般論としてですが,前方集中ショットの用途は、下記の場合程度に限定されます。
連射青弾は、弾速が遅いので画面内に長時間残存します。
よって自機の移動範囲を制限する効果は抜群ですね。
少々詳しく、連射青弾の性質を分析してみましょう。
右図をよく見ればわかりますが、1セットの攻撃は、先端ほど弾の間隔が大きくなっています。
それは1セットを構成する5発の中でも、弾の速度が異なるからです。
すなわち先端のものほど早く、最後尾ほど遅くなっているのです。
これにより攻撃は、長く棒のように延び自機移動範囲を制限する効果を高めています。
この5発は連射されているのではなく、同時に発射されているのです。
上述のように弾速が異なるので、結果として連射弾に見えるというだけのことですね。
もし連射弾であったなら、移動範囲制限効果はさらに高まっていたはずです。
(理由は後述)
クイズとして考えてみてください。
この手段も間違いではありませんが、より視覚的に容易に確認できる手法があります。
もしも5発が連射されているならば、自機は移動しているので各弾の発射時点ごとに狙いがずれるはずです。
すると発射方向も異なるので、結果としてこの5発は「扇状」の形態を取るはずです。
しかし実際は、移動していても5セットは一直線に並んでいたので、連射弾でないことがわかったのです。
連射赤弾大型機×3地帯です。
画面下をゆっくり動きつつ、前方集中ショットで撃ちこむだけです。
気をつけるべきは、上の大型機の連射赤弾(左図の緑線の弾道)の直撃を受けないようにすることだけです。
攻撃がはっきりと判りやすいものは、最もパターン化が容易なので、よい訓練になるでしょう。
大切なのは以下の3点です。