カラフルハイスクールのお部屋
    「ナムコ」、2003年、「青春クイズ、カラフルハイスクール」


本文書は上述のタイトルの情報をウェブ上の数多の方々に提供することを目的として執筆しました。
個人的に納得の行く形でワンコインクリアを達成しましたので、本文書は一応の完成版です。
従前に公開していたものはこちらに一応置いておきますので、よろしければご参照ください。


最も重要な事項として、本ソフトの問題解答集を作成された方がいらっしゃいます。
リンクフリーとの事ですので、こちらからリンクを張らせていただきました。
サリュー...
製作された方に感謝を払いつつ、利用させていただくというのは如何でしょうか。


  • 目次



  • 出題方式

    ランクにより出題される問題群が変化すると考えられます。
    (正確には、ランク上昇に伴い、より多くの問題群から出題が為される)
    そして内部ランクを決定するの要素は、プレーヤーの獲得したハートの数(すなわち得点)です。

    データーとしてプログラム内に存在している問題は複数のグループに細分化されています。
    その問題のまとまり一つ一つを、ここでは問題群と称します。
    したがって、ランクを低く押さえるならば、出題される問題も未知の物は減少することでしょう。
    具体的には、補習を受けない、ハートDOWNの選択肢を選ぶ、等の手段が考えられます。
    ただ、可能な限りランクを上げてもさほど難しくならないことも事実です。
    システムとしては「なないろドリームス虹色町の奇跡」と同じですが、難度は比較にならないほど低いと評価してよいでしょう。

    あくまで私見ですが、4月冒頭の2問程度は出題ベースに制限がかかっていないのではないかと推測されます。
    なかなかの高確率で初見問題が出題されますね。


  • 問題の質

    ゲームの最後の最後まで、一般常識で解答できる問題が多数含まれます。
    定期試験は初見でも満点を取ることが可能な難度でしょう。
    一方芸能アニメ問題など、間違えて憶える以外にない問題も確実に存在します。
    しかしその数は「子育てマイエンジェル」よりはるかに少なく、極端に些細と思われる知識を問われることも少ないです。
    (「子育てマイエンジェル」「虹色町」にはこのような腐った問題が多かったですね)
    これらを総体として評価しますに、良心的と考えてよいです。
    近年まれに見る難度の低さを誇る、素晴らしい作品です。
    総問題数は7000問と従来のクイズよりも1000問程度多いようです。
    しかし良質かつ難度が低い問題が多いために、さほど難しくは感じられません。
    高校の主要教科の基礎からの出題が多いので、高卒以上の方なら容易に解答できる問題が多いのが素晴らしいです。

    なお本作の特徴に「デモ中に実際のクイズを多数(10問弱)みられる」という点があります。
    ワンコインクリアを達成した時点でさえ、デモで知らない問題は多数出題されております。
    ゲームオーバーになったら、速攻でコンティニューのカウントを終了させ、デモの出現を早めます。
    そうしてプレイ中のメモをとりつつ、デモの問題も見てメモをとる、という形式がよろしいでしょう。
    1ループぐらいは見てから席を立つようにするのがよいでしょう。


  • ノルマ合計数

    クリアまでの問題数は、113問から148問
    この変動部分は、補習(ノルマ5*3回)の受講の有無、および告白クイズのノルマ(5から20)によるものです。

    • 4月
      • 始まりの季節、2
    • 5月
      • 恋の予感、3
      • デートに行こう、3
    • 6月
      • ドキドキ体育祭、4、マルバツ
      • 遊びに行こうよ、3
    • 7月
      • 恐怖期末試験、10、(その後「補習問題」、5、二択を任意に選択)
      • 海に行こう、3、ジャンルセレクト
    • 8月
      • 大好き夏休み、4
      • 夏祭りの夜、5、マルバツ
    • 9月
      • 2学期開始、4
      • 近くなった距離、4
    • 10月
      • 秋は恋の季節、5
      • またまた試験、10、(その後「補習問題」、5、二択を任意に選択)
    • 11月
      • 最後の文化祭、5、ジャンルセレクト
      • 久しぶりのデート、5
    • 12月
      • カラフルな毎日、5
      • 祝クリスマス、6、マルバツ
    • 1月
      • 何のお願い?初詣、5、ジャンルセレクト
      • ああ試験三昧、10、(その後「補習問題」、5、二択を任意に選択)
    • 2月
      • ハッピーバレンタイン、6、ジャンルセレクト
      • 最後のデート、6
    • 3月
      • 卒業そして告白、5から20、プレゼント使用不可、時間制限あり


    通常の問題は44問、試験問題が30問、マルバツ問題が15問、ジャンルセレクトは19問。
    この108問は確定的です。
    最後の告白クイズは好感度が高いほどノルマが減少する模様で、最高20問、最低5問です。
    このクイズは制限時間(60秒固定のようです)内にノルマを消化できない場合はゲームオーバーとなります。
    連コインプレイの方(殆どのプレーヤー)に対しては、いささか厳しいように思われる仕様です。

    好感度5300程度以上あればノルマは5であるようです。
    好感度4881の場合はノルマ9、好感度4333の場合でもノルマ9、好感度2253の場合ノルマは17問となりました。
    なお、本クイズはコンティニューにより10秒のボーナスが得られます。
    これに自由選択で、補習問題(ノルマ5×3回)の受講が可能です。
    ワンコインで9月まで進めるなど、ある程度問題を憶えてから受講するのが効率的でしょう。
    どうでもよいですが、筆者はこのゲームのキャラクターの中で補習の映子先生が一番好きです。
    怪しさ炸裂。
    定期試験により、全キャラクターの好感度が700程度上昇します。
    (上気数値は全問正解の場合であり1ミスの場合は500程度、なおこれは7月の試験での測定値)
    補講を受講した場合には、さらに全キャラに幾許かを加算し、対象キャラにはより多くの好感度を加えます。


  • イベントに関して

    基本的に1月に2回、どのキャラクターを探すかを選択します。
    選択したキャラクターが出現するかどうかは、好感度に依存するようです。
    ゲーム中盤以降の好感度が高い状態ならばほぼ選択したキャラと出会えますが、序盤はほぼ運任せです。

    イベントではキャラとの対話中に選択肢が発生します。
    以下3種類の結果が発生します。

    • ハートの二重丸、好感度プラス300
    • ハートの丸、好感度プラス150
    • ハードダウン、好感度がマイナス200程度でしょうか?(さほど大きく減少しない)
    ---以下のイベント考察は、前キャラの各月の選択肢を調査した上での記述です---
    イベントは時期が固定されるもの、およびランダムのものという二種類があるようです。
    • 6月前半の体育祭
    • 7月後半の海水浴
    • 8月後半の夏祭り
    • 11月前半の学園祭
    • 12月後半のクリスマス
    • 1月前半の初詣
    • 2月後半のバレンタイン
    以上が時期が固定されるイベントであり、それ以外の場合はランダムのようです。
    ナムコの公式サイトによると、好感度が一定以上でないと発生しないイベントがあるそうですが、その詳細は不明です。


    • 各月前半のイベントは、好感度にかかわる選択肢一回のみ
    • 各月後半のイベントは、プレゼントにかかわる選択肢、および好感度にかかわる選択肢、の二回
    • ただし7,8月後半のイベントは、好感度にかかわる選択肢が二回
    どのキャラクターを選んでも好感度の上下にかかわる選択肢の数は変化しません
    得点に関しては運が絡まないことは断言できます。



  • プレゼントアイテムに関して

    各月の一つのイベント(定期試験、補修問題を除く)を終了させることで、一つ獲得することが可能です。
    (コンティニュー時にも一つ獲得できます)
    効果は以下のものから、ランダムに選ばれる模様です。

    • ライフ回復、ライフが1回復
    • 問題パス、現在出題されている問題をパスして次のものに移ります
    • 正解チェンジ、選択肢が全て正解に変わります
    • タイマースロー
    • ノルマー、-2チャンス、ノルマを2減らす効果があります
    多数の補充が有りかつ上限が3と低いので、少しでもわからない問題があれば全て使い切るのが賢明でしょう。
    「タイマースロー」「ノルマー-2」はほとんど意味がありません。
    しかし複数個使用すれば「問題パス」「正解チェンジ」などの有益な効果が得られる場合があります。
    なお、「問題パス」の場合には、パスされる前のわからなかった問題のメモを怠らないようにしましょう。
    本作の親切さの現れであり、難度を低下させている主因の一つが、「問題パス」の存在です。
    ライフ回復は、そのときのプレーヤーのライフが2以下の場合にしか発生しないように感じられます。
    「ライフ回復」は残ライフ2の場合よりも残1の場合のほうが発生確立が高いと思われます。
    ライフが4になるかどうかは不明。
    但し基板の設定では4にすることが可能。
    グラフィック的にも、上限は4であると推測されます。
    なお、プレゼントはそれを獲得した対象のキャラクター毎に色が異なります。
    キャラクター毎に発生効果の確率に変化があるかどうかは、現状では一切不明です。
    願わくば、「ライフ回復」「問題パス」「正解チェンジ」の発生率の高いキャラが存在してほしいもの。


  • 得点の仕組み

    イベントによる得点は運の余地無く毎回最高点を獲得できます。
    したがって得点の差異は、はや押しボーナス、クリアボーナスの二者となるでしょう。

    はや押しは、下限で1(タイムアウトぎりぎりで解答します)、上限はいまのところ59までを確認しました。

    クリアボーナスは以下のようになっております。

    • コンティニューボーナス
      10000-(コンティニュー数×1000)
      ワンコインクリアしても何の付加的ボーナスもないという仕様は少々疑問を感じます。

    • エンディングボーナス
      • グッドエンドの場合は3000の加算があります。
        条件は、告白時に好感度が「恋人未満」以上になっており、「好きだ」を選ぶことと思われます。
        好感度5272ではノーマルであり、5380ではグッドエンドであったので、この間がグッドエンドの条件のようです。
      • ノーマルエンドの場合1000点のボーナスです。
        好感度が足りない場合は自動的に(選択肢が生じない)ノーマルエンドです。
      • バッドエンド
        筆者が確認していないために不明です。

    • プレゼントボーナス
      筆者が確認したわけではないですが、10000-1000*プレゼント使用回数であるそうです。
      筆者はワンコインクリアを達成した付近でも、プレゼントをほぼ全て使っているので毎回0点です。
      プレゼントを使い切ってワンコインクリアするよりも、プレゼントを使わずにコンティニューしたほうが得点が高くなるとは納得の行かない仕様です。
      最終的にノーコンティニューのプレゼント未使用という次元では公正なスコアが得られるのでしょうが、それはあまりに要求が高すぎるというものです。

    なんといっても、各月のまとめでしか得点を確認できないのが少々痛い所です。
    もう一つ不満なのは、スコアランキングを見てもコンティニューの有無が判別できないことです。
    このゲームは得点が下一桁まで加算されるからなのですが、ここはちょっと疑問の残る仕様です。


  • クリア後のパスワード

    ゲームをクリア(告白クイズを制限時間内に終了させた)したばあい、エンディングでもが始まります。
    そのときのメッセージの一部をナムコの本ソフトのサイト特定個所に入力することで、サブストーリーが閲覧できます。

    ナムコの「青春クイズ、カラフルハイスクール」公式サイトはこちらです。
    見たいけれどお金がもったいない、という場合は下記をご利用ください。
    ・・・・・・でも、デートで連コイン、ワンコインクリアまでやりこむなど、できるだけお金を使ってくださいね。
    (閲覧を望まない方のために、パスワードは背景と同色で記しておきますので、反転させて読んでください)
    現在のところ下記が判明しておりますが、順次加筆されます。。


  • 公式サイト案内

    上述のように、所在はこちらです。
    右上の「SPECIAL」のボタンをクリックすることで、特集ページに移転します。
    こちらではゲームの大まかな進め方、キャラクター紹介(設定資料も閲覧可)、そしてクリア後の御楽しみの項目等があります。

    それらの中で、最も特筆すべきはクイズなる新設の項目です。
    ここでは「フラッシュプレーヤー」を利用してゲーム中そのままのクイズを楽しむことができます。
    そして、その成績に応じて、さまざまな壁紙(1024*768までの3種類のサイズのjpgファイル)をダウンロードすることが可能です。

    そしてこの際のクイズなのですが、なんと実際にゲーム中に出題されるものと全く同じ問題が多数出題されます。
    すなわち、こちらの問題を完璧に憶えれば、少なくとも5や10プレイ分の効果は得られるでしょう。
    まさにナムコ様々です。
    壁紙は各キャラクター3種類程度有りますので、それら全てを入手する頃にはかなりの問題を憶えているはずです。
    (壁紙自体もゲーム中の場面で、なかなかよろしいです)
    ということで、このクイズでゲームの雰囲気を知り、かつ予習を済ませてから・・・というのは如何でしょうか。




  • スコア履歴
    • 初のワンコインクリア
      26406点、(13406、10000、0、3000)
      補習は受けず、会話パートで意図的にハートダウンさせたもの。
      なんとなく、ランクが低くなるような気がしました。

    • 満足の行く形での初のワンコインクリア時のスコア。
      31635点、(キャラ総計18635、コンティニュー0回で10000、プレゼント18回使用で0、グッドエンド3000)
      (このプレイ以降は必ず補習受講、会話パートでは最良の選択肢のみ選ぶ)

    • イベントパートで全て満点、定期テスト・補習ノーミスでの初クリア。
      32310点、(キャラ総計19310、コンティニュー0で10000、プレゼント14回で0、グッドエンド3000)
      告白クイズまでノーミス、告白クイズ2ミス、ライフ回復一回もなし!

    • 微妙に更新
      32368点、(キャラ合計19368、コンティニュー0で10000、プレゼント16回で0、グッドエンド3000)
      こうしてみると、プレゼントボーナスが0の限りは33000点あたりが限界ですね。

    • さらに微妙に更新
      32776点、(19776、10000、プレゼント11回で0、3000)
      それにしても、今月(2003/7)のアルカディアによると全一が44803ですか。
      完全電源パターンだそうですが、ある意味予想通りというところ。
      自分のスコアと比較するに、プレゼントボーナス10000点を除けば差異は2027点。
      このスコアが告白クイズのノルマを20に調整してはや押しボーナスを獲得したものかどうかは不明です。
      仮にそうでないと仮定した場合、(合計113問ですので)2027/113=約18と、1問あたり18点のはや押しボーナスの差があります。
      たいしたことないというか、はや押しボーナスが小さすぎるというか。

    • 初のプレゼントボーナス取得
      34465点、(20465、10000、1000(プレゼント9回)、3000)
      今回は恵でカンスト、9999点も同時達成。
      (それにしても、カンストするとそれ以降のハートは無効か、それとも他キャラに振り分けられるのか?)
      最近ははや押しも心がけておりまして、キャラ合計が20000点を超えたのはその成果でしょうか。
      (しかも会話画面で一回選択を間違え、150点落ちている)
      プレゼントボーナス取得の方法は、やはりあやふや、わからない問題を減らすしかないですね。
      それにしても、はや押しを心がけるとランクが急上昇して告白クイズが難しくなるような気がします。
      最近は告白クイズでゲームオーバーが続き(初見問題3連続で三連続ミスもあり)、ワンコインクリア自体が久しぶりでした。


    以上です。


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