おそらくシューティングゲームをあまりプレイされない方は、「弾避け」という行為に抵抗を感じられるでしょう。
以上をまとめるとこうなりますね。
ということでこのゲーム、バリアとボンバーを的確に使っていくとほとんど危険がないという親切な仕様になっております。
ということで、安定してクリアできるようになるまで、倍率アイテムは敵だと思って極力無視しましょう。
ちなみに、1京点を取ることはさして難しくありません。
ということは、ボスの破壊がおくれて、被弾の危険が増すわけです。
第二の条件の「キャラオーバー」についてご説明します。
ボルカノンが発生したときは、その発生地点(多数の勲章がもともと存在した地点)に重なると比較的安定して多数の勲章を回収することができます。
RLは序盤(1から4面道中)においては、画面内の敵を一掃してくれるので大変に便利です。
RL面内すべての敵にレーザーで攻撃するわけですから、勲章も画面内にまんべんなく出現します。
次はバリアの一般論です。
アルバトロスの性能について説明します。
ドリキャス版ではアルバトロスでノーコンティニュー・リトライなしでクリアすると、前作のヴィーダシュタントが使用できます。
このゲームは弾が非常に多いですね、だからといって恐れる必要はありません。
ほとんどは全く関係のない、あさっての方向に向けられた弾です。
はったりだと考えて問題ありません。
それに自分の機体の絵は大きいですが、弾にあたってはいけない部分(あたり判定といいます)はコックピット部分の黄色い数ドットにしか存在しませんからね。
その御不安はもっとです。
最近のシューティングゲームは敵を破壊することよりも、敵弾を回避することが中心となっています。
当然の事ながら、雑誌でもギガウイング2は敵弾で画面がいっぱいになった写真を掲載しています。
「初心者には無理、マニア向け」というコメントを付けて。
この言明は完全な誤りです。
嘆かわしいことに、大手の商業誌にシューティングゲームをまっとうにプレイする能力のある人材は存在しないようです。
実はこのゲーム、弾避けはほとんど必要ありません。
以下、その理由をご説明いたします。
でも、それらのほとんどは自機とは全く関係のない方向に放たれる無駄弾です。
ということは画面の端で弾を引き付けて、ちょん、ちょん、ちょん、と他方の端のほうにゆっくりと動いていれば全く弾に当たらないということです。
このバリアはゲージさえ回復すれば何度でも使えます。
画面端で弾を引き付けながらゆっくりと他方の端まで移動します。
ここで弾に追いつめられたらバリアを張ります。
このバリアで敵を倒し、また画面端にもどります。
後はこの繰り返しですね。
しかも今作ではバリアゲージの回復がかなり早いです。
さらにはちょっとでも危なそうと思ったら、無敵のボンバーがありますね。
しかも今作ではボンバーはかなり余裕があります。
(これはしっかりとボス戦のパターンができていればという条件が付きますが。)
であるからして、このゲームをクリアするために必要なことは次のようになります。
以上が攻略の方針です。
あとひとつだけ述べておかなくてはいけないことがあります。
このギガウイング2は、率直に言ってしまうと「何点とれますか?」というゲームです。
倍率アイテムを取っていくと本当に気持ちいいですよね。
アイテムボルカノンなんて、最高です。
前半面では可能な限りボルカノンを誘発して倍率を限界まで(カウンターが振り切れるまで)あげる。
後半面ではすべてのボスのパーツを破壊する。
これがこのゲームの真価です。
しかしボルカノンを狙いだすと、このゲームは凶悪な難度のものに早変わりします。
道中でボルカノンを起こすためには、敵を破壊せずに放置して沢山弾を撃たせないといけないですね。
当然敵を放置して、弾をすれすれまで引き付けてからバリアですからとても危険です。
ボス戦ではショットを撃っているとボスに無駄なダメージを与えてしまうので、ショットは撃ってはいけません。
ボスは点数の源ですから、少しでも長生きして沢山弾を吐いてもらわないといけないからです。
当然ボスは熾烈な弾幕を張ってきます。
余裕で死ねます。
後半面でのボスのパーツをはがしてゆくのも同じですね。
当然アイテムボルカノンを狙うなど論外です。
ボルカノンが発生すると敵弾も見づらくなりますからね。
むしろ得点は低く抑える気分で進んでいった方がよいでしょう。
60万点とっても自機が増える訳じゃないですからね。
これを書いている時点(2月中旬)で、全国レベルは6京に達しているそうです。
この攻略パターンだと2000から3000兆点といったところですが、いいじゃないですか。
まずはクリアすることです。
1・2面の道中のみ積極的にアイテムボルカノンを狙っていきます。
あとはパターン通りボスを瞬殺していくだけです。
これでクリア時点で1京点は達成できます。
ただしこれは、クリアだけなら確実というところまで練習してからにしましょう。
発生条件は二つあります。
第一の条件は「画面内に同時に出現させる」というところがみそでして、いくら敵弾を反射してもその場で勲章を回収してしまうとボルカノンは発生しません。
少し離れたところで待機しないといけないわけです。
このゲームのボスは全方位に多数の弾をばらまきます。
ボルカノンを狙って少し離れていると、全敵弾を反射してボスにダメージを与えることができないわけです。
このようなことがないように、バリアを張ったら敵に重なって全弾を反射しましょう。
こうするとその場で勲章を回収してしまうので、ボルカノンは発生しません。
その代償としてボスの速攻破壊ができます。
このゲームでは、画面内に表示できる客体の数に限界があります。
勲章、弾、敵などの画面内に存在する客体がこの限界を超えることをキャラオーバーといいます。
画面が客体でいっぱいの時に勲章を多数出現させ、この限界を超えるとアイテムボルカノンとなるわけです。
この条件に関しては、次の「リフレクトレーザーとフォースについて」で詳しく説明します。
なぜなら発生地点に待機していると、分裂した勲章がまだ分散していないうちに回収できるからです。
でも、狙い打ち弾の格好の場となるので止めましょうね。
バリアには、リフレクトフォース、リフレクトレーザーの2種類があります。
リフレクトフォース(RF)は敵弾を、発射された方向に鏡のように反射します。
リフレクトレーザー(RL)は敵弾をいったん吸着した後、画面内の敵すべてにレーザー攻撃を行います。
結論的にいってしまうと、クリア優先でも稼ぎ優先でも、リフレクトフォースです。
しかし攻撃対象が多数に分散してしまうので、攻撃力が劣ります。
特にこのゲームでは稼ぎのためにボスに多数のパーツが設けられています。
ボスは本体さえ破壊すればよいのですが、RLでは攻撃が分散してしまって本体の破壊がおくれるのです。
当然、危険が増すわけですね。
対してRFは、その反射弾が分散しません、つまり攻撃力が高いわけです。
ということは、ボルカノンが発生しても勲章の回収率が大きく低下するわけです。
さらには前項で述べた「キャラオーバー」を起こすにも、RLは劣ります。
RFバリア中でもショットを打て、反射した敵弾が表示されます。
つまり画面内に多くのオブジェクトを出現させることが可能なのです。
それにたいしてRLはレーザーは一瞬で、その間ショットは打てません。
キャラオーバーが難しいですね。
今作は前作に比べてバリアゲージの回復がかなり早くなっています。
しかし、一度バリアを使うと、再びバリアが張れるようになるまでにはしばらくの無防備時間帯が存在します。
つまり、不要な場面でバリアを使ってしまうと、いざ必要なときに使えないという事態に陥るわけです。
したがって、いつバリアを展開するかをパターン化する事が必要です。
そのためには敵の攻撃を覚えていなくてはいけません。
1から3面ならば敵の攻撃が緩いので、アドリブバリアでかまいません。
しかし4面以降はこれは厳しいという攻撃が決まっています、ここは覚えなくてはいけません。
また、バリアが間に合わないと思ったときには迷わずボンバーを使いましょう。
ボムを使うコツは、いつも死ぬ箇所を覚えておき決めうちで使うこと、常にボムボタンの上に指を置いておくことです。
この攻略記事には、アルバトロスを使用します。
アルバトロスは悲しいぐらいに稼げないので、かなり人気の低い機体です。
ゲームセンターでは自分以外に使っている人を見たことがありません。
まあ、稼ぎ主体のゲームですから仕方ないでしょう。
それに遠距離での攻撃力が低いので、道中(特に4面)が少々つらいのは事実です。
しかし、その代償として至近距離では並ぶもののない攻撃力を持ちます。
難度が高くボス戦の連続である後半面において、アルバトロスの真価が発揮されます。
ショット(機雷)で敵にダメージを与えられるのは、アルバトロスだけといっても過言ではないでしょう。
雑誌はテクニカルな上級者向けと書いていますが、それを書いた人間はなにも分かっていません。
間違いなく、クリアだけならばもっとも容易な機体です。
この機体は左右前方(後方以外)に機雷を8発発射します。
打撃の主役は、ショットではなくこの機雷です。
従って、ボス戦では敵に重なって(もしくは直近で)機雷を当てていくという戦法を取ることになります。
幸いにして今作では敵にぶつかってもミスになりませんからね。
この機雷は必ず2キャラほど先で炸裂します。
従ってアルバトロスは機雷の内側(自機の直近)には攻撃判定を持ちません。
小さい対象を攻撃する場合には、完全に重なるととダメージを与えられないので気を付けましょう。
少しでも多くの機雷を当てられる位置に待機するようこことがけることが肝要です。
また敵に接近しても機雷の早回しはできませんが、デフォルトの状態で既に早回しになっているともいえます。
スピードはゆっくりめ(全機体中4位)ですが、弾避けには問題ないでしょう。
この2機体は機体性能にほとんど差がありません。
アルバトロスのパターンが全くそのままヴィーダシュタントにも使用できます。
前作ではすさまじい火力でもっともクリアが容易、かつ機雷の打ち込み点が高いためにもっとも稼げる機体だったヴィーダシュタントですが、さすがに強すぎるということで修正が入った模様です。
今作でのヴィーダシュタントの後継機たるアルバトロスは、より火力が向上し、悲しいまでに稼げないというバランスのとれた機体に変化しました。