システム
概説


このゲームの特徴


ウェブについて

ウェブとは「N.A.L.S.」(Noblind spot All range Laser System)の照準可能範囲のワイヤーフレームのことです。
このウェブには各機体共に拡散型、集中型の2種類が存在します。
拡散型ウェブは照準範囲は広いものの、レーザーの威力は落ちます。
これに対して集中型ウェブは、照準範囲は狭いですがレーザーの威力は高いです。
それぞれ照準範囲と威力のトレードオフの関係にあるわけですから、わかりやすいですね。


ここでは屠竜の場合の説明を致します。(理由は後述)
屠竜のウェブは次の2種類です。

当然に威力は集中型の方が高いのですが、重要なのは威力よりもむしろウェブの形状です。
集中型は円錐形なので、自機の前方遠くまで照準が可能です。
従って通常時はこの集中型を使用し、少しでも遠方のうちに敵をロックオンしていくこととなります。

対して拡散型は半円形なので、正面方向には弱いですが左右に広い照準範囲を持ちます。
(集中型は自機の左右には全く照準できません)
従って敵が左右に広がって分布している場合には拡散型を用いることになります。

雑魚はいずれでも一発で破壊できますが、少し堅い地上物や中型機は高威力の集中型が必要となる場面がほとんどです。
ということで拡散型の使用はかなり限定されることになります。
だからといって拡散型を使うべき場面においては、しっかり拡散型を使用しないと死亡の危機に見舞われます。
拡散型はどこで使うかをあらかじめパターン化しておくことが重要となります。

このウェブには両者のメリットを併用する技巧が存在します。
まず拡散型でロックオンします。
それからCボタンでおもむろにウェブを集中型に変更します。
少々間をおいてからレーザーを撃つと、拡散型でロックした敵に集中型のレーザーを撃つことができます。
この場合ショットボタンを放すのが速すぎると、集中型ではなく拡散型のレーザーがでてしまいます。
一見非合理な裏技のように見えますが、しばらく間をおく(1秒程度?)というリスクを負っているわけですから問題はないでしょう。
自機の側方や後方から出現する中型機などに有効です。
5面冒頭などで試してみるとこの効果が実感できます。


ボンバーについて

ボンバーは使用と同時に無敵と弾消しが発生するもので、緊急回避には問題なく使用可能です。
ボンバーには次の3種類が存在します。

攻撃力は集中型>誘導型>拡散型です(後二者はそれほど変わらない)。
少々具体例を挙げてみます。
一面ボスの黒瞥第一形態
通常はロックオン4回(6箇所を集中ロックの場合、以下全て同じ)で破壊できます。
直接ボムの場合はロックオン1回
誘導ボムは1回
拡散ボムは2回

黒瞥第二形態
耐久力は集中ロック12回分
直接ボムならロックを5回
誘導ボムなら10回
拡散ボムなら10回

このボンバーは、赤い爆風の圏内に攻撃判定を持つようです。
攻撃範囲は拡散型>誘導型>集中型なわけですから、威力と効果範囲のトレードオフの関係にあるようです。
ただ実際問題としては直接ボンバー以外を使用する意味は無いといってよいと思います。
上の例にも現れているように攻撃力の差が歴然としている(おそらく弾消し時間も同じ)からです。
ボスや中型機相手には、集中ボンバー以外はほとんど効果がないといってよいでしょう。
誘導ボンバーや拡散ボンバーは、ウェブ展開中の緊急回避にでてしまったという程度のものです。


ランクに関して

ランクとはプレイ内容に応じて変化する難易度のことです。
ランクは、ショットパワー、自機の生存時間、100%撃墜率達成によって上昇するようです。
またランクを下げるにはミスをするしかないと思われます。
つまりランクは下げられないのであるから、その上昇はできる限り抑制することが必要です。
ショットパワーを上げない、100%撃墜をしないということに気を付けましょう。

このランクに関してはもう一つ重要なことがあります。
(厳密にはランクではありませんが)アイテムキャリアーは、ショットパワーが低いほど頻繁に出現します。
アイテムキャリアーはたまにボムを持っているわけですから、パワーが低いほど沢山ボムが手にはいるわけです。
このためにも、できるだけショットパワーは抑えていきましょう。

1,2面のボス戦では時間切れまで粘ってボムを溜めるというのも有効な戦術です。
5面あたりまでショットパワーが必要になることは無いはずです。
とはいえ、嫌でもショットパワーは上がってしまいますけど。


得点に関して

300万点、600万点の2回のエクステンドがあります。
しかし4面までいくと自然に600万点には達してしまうので、積極的に得点を狙う必要はないです。

このゲームではステージクリア時に撃墜率に応じてボーナスが入ります。
100%の場合には特別に50万点ボーナスです。

同様に隠しボーナスとして、ボスのみ破壊し他の敵は全て逃すというものがあります。
(ボスも逃すとボーナスが入りません。)
この場合、1面で30万点、2面で40万点、3面で50万点です。
この他のステージでは確認していませんが、10万点ずつ上がっていくのではないかと思われます。

このゲームの最大のボーナスはボムボーナスのようです。
ボムを限界の7個まで持ち、さらにボムアイテムをとり続ける事により獲得できます。
最終的にボム一個で65万点となるようですが、常人には無縁な話です。


使用機体に関して

このゲームには「屠竜」「紫電」「鵬牙」という3種類の機体が存在します。
結論を述べると、屠竜以外の機体は大変に使いづらいです。
他の2機体はそれぞれ7箇所、8箇所の同時ロックオンが可能で5倍、6倍の倍率をかけることができます。
従って得点を稼ぐには理論上は適しているでしょう。
しかし大きな欠点を持ちます。
紫電はロックオンレーザーの攻撃力が著しく低いです。
鵬牙はウェブの操作が大変に煩雑です。
とりあえずクリアを目指すなら、迷わず屠竜を使用しましょう。


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