日記2月
戻ります


2/27
空気清浄機を買いました。
33000円程度、ダイキンのかなりよいものです。
家庭用としては、最上級の部類でしょうか。
プレステ2よりも高いですが、そんなものよりは自分にとっての重要度ははるかに高いです。
空気清浄機といっても、値段は7000円程度から4万程度まで、ずいぶんと幅があります。
安いものは一度機械的にフィルターを通すだけ、高いものは複数の濾過仮定があります。
安いものでも、浄化率は99.97%と書いてありますが、店員さんによると効果がなく買い直す客がおおいそうでした。
空気清浄機といっても、濾過対象物(自分的にはスギ・ヒノキ花粉及びダニ等のアレルゲン)によって濾過率が異なるそうです。
あるものに対しては有効でも、他のものに対しては無力。
従ってアレルギーにしても、アレルゲンは人それぞれに異なるので万人に有効なものはないそうです。
ただ今回購入したダイキンのものだけは、一度購入した客が無言でもう一台かっていたという唯一の機種なのだそうでした。
ここを信頼して購入、ゲーム機などと違って何のためらいもなく出しました。
少なくとも自室内において花粉に悩まされることは、これでないでしょう。
花粉の時期は本当に、勉学においてきわめて重要な時期なのですが、ろくに何もできなくなります。
眠いし、だるいし、体はむくむし、鼻水はひどいし。
お金の問題ではないですよ。
どうでもいいことなのですが、最近はマイナスイオンというものが流行しているそうです。
上述の空気清浄機は当然のこととして、果てはドライヤーまで。
科学的な根拠はないですが、このように書いておくと売れるのだそうです。
これに関してはメーカーの非も大きいと思いますが、それ以上に引っかかる無知が攻められるべきですね。
カタログによると、マイナスイオン発生量が30万個/cc。
これって普通の空気と何か違うのでしょうか。
せめて比較対照となる数値を上げて欲しいものです。

2/26
最近は食事に蕎麦をよく食べます。
もちろん食べるといっても、あの立ち食い蕎麦です。
昔はうどんの方が好きだったのですが、最近はそばの方がうまいと思います。
うどんは小麦粉だけなので、いまいち味が単調なのでしょうか。
今日も夕食に蕎麦を食べてきました。
正直なところ、値段的には牛丼の方がやすいです。
牛丼が高くて290円としたら、蕎麦はかけそばでその程度の値段ですね。
ハンバーガーよりはましなのですが、牛丼も飽きが来ますね。
あまり栄養価も高くなさそうだし。
その点そばはあっさりとして、飽きの来ないよいお味です。
自分はたぬき蕎麦が好きなのですが、油の塊でカロリーも高そうなのでなるべくいろいろなものを食べてみることにしています。
さすがにかけそばでは寂しいので、月見そばなど多いですね。
いろいろな蕎麦や(でも立ち食い)に行って分かったことは、お店によって皆麺やつゆの味が違うということでしょうか。
自分は太い麺の濃いつゆが好みです。
そういえば、蕎麦に七味唐辛子を入れますか。
ついつい、自分は入れすぎてしまいます。
七味の味が標準になってしまっていますね。
これはこれで美味しいのですが、蕎麦の味とは違いますよね。

2/25
久しぶりにクローズアップ現代を見ました。
この時間に家にいたのは久しぶりです。
といっても、せっかくテレビを修理したけど、ラジオで音だけ聞いていたのですが。
実は自分、新聞を取っていないのです。
勧誘に来たときに契約すれば、ビール券や洗剤をもらえると思って待っているのですが。
しかしながら、全く勧誘員がやってきてくれません。
ということで、最近の自分の情報源はラジオを除くともっぱらネット上のニュースページです。
フラッシュ24というところが主体でした。
更新は頻繁だし、新聞よりもはやいし、見出しはよくまとまっているし、となかなか便利にできていました。
だからメールを受信したり、ネットに繋いだりすると3分間までは必ず10円を取られてしまうので、この間必至に新しいウインドウにニュースを開いていくのです。
でも、やはり紙のメディアには遠く及びません。
まずなんといっても、ディスプレイの文字を眺めても記憶に残らないですよね。
見たいときには眺められないし。
回線をいちいち繋がないと読めないし。
それに自分は新聞の中では、国際面が一番好きでした。
全く無意味なんですけど、国際面だけは隅から隅までよむんです。
ネット上のニュースはうまく要点がまとまりすぎていて、読んでいてもあまり面白くないのですよね。
情報量も不足するし。
いちいち該当記事を開かないといけないので、新聞紙のように気に入った記事を適当に読むということもできないのです。
ネット上の媒体が、本にかわるということはないでしょうね。
余白に書き込んだり下線を引いたりすることもできないですからね。
紙の節約ということは大切だと思うのですが。
とりあえず、新聞取れよといわれたらそれまでです。

2/24
本日は一日中外におりました。
花粉症で、死にそうになりました。
ある程度体内に花粉が蓄積されてくると、もうおしまいですね。
症状は風邪に類似して、体温の37度程度までの上昇、体のだるさ、頭痛、喉の痛み、鼻水。
マスクをしていても何にもなりません。
夜には体のむくみに、眠気。
なんて辛い時期なのでしょうか。
杉を伐採して、何らかの落葉広葉樹でも植えていかない限りは、花粉症の根本的解決にはなりませんね。
でも、花粉症は花粉の存在のみでは発祥がありません。
空気の汚れ、特にディーゼルエンジンの窒素酸化物、これと花粉の協調ではじめて症状が現れるのです。
実家に帰っているときや、空気の綺麗なところでは杉林の中でも問題ないですからね。
これは経験的に間違いのない話です。
花粉症が増加している背景には、サナダムシとの共生関係が失われたことが大きな要因だそうです。
サナダムシが人間の免疫からの攻撃を避けるために分泌する物質が、アレルゲンたる花粉に対する抗原抗体反応を抑制する働きがあるそうでした。
自然とは、外界のみに存在するものではなく人間の体内においても存在するものなんですよね。
サナダムシは人間から養分を頂く代償として、宿主の花粉に対する過剰反応の抑制という恩恵を与えてくれていたわけです。
結果として、宿主が健康な方がサナダムシにとっても有利だからですよね。
そしてさらに、サナダムシには減量効果もあるんですよね。
かのマリア・カラスも、椿姫を演じるためにサナダムシを飲んだとのこと。
私も欲しいものです。

2/23
本日、テレビを修理しました。
出張修理です、ラオックスの延長保証なるもので、購入後5年間まで無償修理。
加入料は1000円程度なので、ずいぶんと有り難いものです。
私がテレビを壊した原因は、たぶん水をかけて壊してしまったことなんです。
何しろ流し台の後ろにテレビを置いていますから。
てっきり保証書の「重過失」に該当して有料と思ったのですが。
軽過失だったのでしょうか、この点書面の不備ですね。
まあ、自分の有利になる分は構わないのですが。
久しぶり(半年ぶりくらい)で自室で見るテレビはなかなか感動です。
視聴番組第一号は、「世界ふしぎ発見」。
映像があるというのは夢のような暮らしです。
ただ、人の生活に無秩序に映像が進入してくることに対する抵抗は大きいですね。
見ていない番組のときには、必ず切っておこうとおもいました。
テレビ無しでの生活でよい習慣が身に付いたものです。
人間の生活には、テレビは不要。
本日も秋葉にグラ2を観に行きました。
うまい方はクラブも無駄なく最小限で動きますね。
しかもスピード3速なのに、ミスもしません。
テトランのパターン、ちびモアイ4体での稼ぎオプション配置など学んできました。
これから練習してみましょう。
見るだけでは悪いので、スターシーカーを二回やってかえってきました。
2−5止まり、やっぱり難しい。

2/22
グラ2がとりあえず一周できました。
ただ、これは7機設定でクリア時に残1なので正式に一周できたわけではありません。
主たる死因はクラブ、ここまでに4機増えて、2回他所で死んでいることを考えると。
7+4−2=9、ということでクラブで9ミスです。
でも、これでもかなり成功率は上がっていきているところ。
以前は1/50程度の成功率しかありませんでしたから。
今のところ、ここはクラブの上下の足の中間で避けるパターンです。
足の中にはいると、ダッカーからの狙い打ち弾の処理法が分かりません。
もう一つ、進歩がありました。
ドラヘタさん、幻視神さんに教えていただいていた中間要塞の箇所です。
なんと、右下ハッチ正面の安置は左上砲台からの狙い打ち弾にも当たらないのですね。
これで当地の復活は理論上可能となりました。
でもその直前のハッチ多数の地帯は(クラブ以外での)8面最難関。
ここの復活は完全に運頼みです。
ただ、こうして復活に苦労していると敵の出現位置などを把握することができるので、ミスをしていないときのプレイに大いに役立ちますね。
グラ2一周の関門は、クラブです。
その他の箇所としては、未だに1面はときどき死にます。
ドラゴンが結構いやらしい動きですよね。
また、テトランにオプションを引っかけて倒すことができません。
ここはいつも時間切れの自爆待ちです。
またトライタワーに見学に行こうかな。

2/20
最近は、指輪物語がどの書店でも平積みになってうられているようです。
様々な解説書まで出て、流行っているのでしょうか。
本日の書泉グランデでは「ホビットの冒険」も撃っていました。
指輪物語は冗長で退屈な小説であったことしか感想に残っておりません。
でも、映画を見て解説書を読めば少しは内容が面白くなってくるでしょうか。
とりあえず、映画にはいきます。
それと、あの「ハリーポッター」は面白いのでしょうか。
この本を否定するきはないのですが、1900円もするハードカバーなのに中身はすかすか。
文庫本一冊の分量ないでしょう。
読み終わるのに2時間もかからないのではないでしょうか。
ちょっと、抵抗がありますよね。
もっともこれは、自分の祖母などを見ていると文字が大きく行間がひろいことは良い面もあるようです。
(実のところ、この点のみにおいてはもっとも読者に親切なのが幸福の科学の大川隆法の著作ですか。)
ハリーポッターも、きっと面白いのでしょうけど。
最近はファンタジーが流行しているようなので、これを契機にギリシャ古典が大ブームになったりしないのでしょうか。
「ホメロス」や「イリアス」がスピルバーグか誰かがハリウッドで素晴らしいCGと、「グラディエーター」並みの衣装小道具で映画化。
もちろん、内容は原作を読んでいることを前提に高レベルでまとめます。
面白いでしょうね。
ただ問題は、ギリシアの神々は映像化するとギャグにしかなり得ないということでしょうか。
元々の原作からして、そこはかとなく変ですからねえ。

2/18
心理的につかれていて、漫画が読みたくなりました。
どう考えても、列車の中で勉強ができそうにないからです。
で、購入したのは「ヤングアニマル」。
知っているマンガが一番多いし。
ベルゼルクがない、というのはいいとしてつかれて嫌になっていたので隅から隅まで読んでしまいました。
読者投稿欄から隅っこのコラムまで。
でも、一つだけ問題があります。
そう、ご想像の通り。
「ふたりエッチ」です。
こんなの、列車の中で読めませんよ。
「あっためてあげる(はーと)真さん」
「ちゅう」
「わあ(はーと)優良さんの膣(なかが)が一番あったかい(はーと)」
等という世迷い事と絵が並んでいるのです。
やはり、人間このくらいの羞恥心は必要ですよね。

2/17
かなり前の話です。
ポストの中に入っている、エロビデオのチラシに関することです。
(それにしても、子供がいる家庭でこんなものが入っていたら困るでしょうなあ。)
ポストを開けるたびに、出張風俗にエロビデオ、どうしてこんな広告ばかりなのでしょうか。
それはそれでいいとして、その中の一枚に「近親相姦もの」がありました。
母と息子だか、兄と妹だかいろいろなものが書いてあります。
その中で最も注意を引いたものに
「民法734条3項、近親間の性行為はこれを禁ずる。」
との条文が引用してあります。
大変な疑問を覚えました。
一体全体、民法で近親相姦を禁じる事にどのような意味があるのでしょう。
性行為は法律行為ではなく事実行為にすぎないのに、この条項に違反するとどういう効果を生ずるのでしょう。
誰が誰に損害賠償を求めうるのか、それとも無効確認が可能なのか?
刑事罰があるのでしょうか?
やるなら刑法ではいか?
考えると疑問の尽きない規定でした。
あとから六法で確認してみると、この734条は単に三親等内での婚姻の制限条項に過ぎません。
そもそも第二項までしかないのです。
関連のありそうな条文に、ない条項を勝手に作るという心意気が良いですね。
分かっている人間が確信犯的にやっていると思われるので、なかなか愉快でした。

2/16
グラ2を見にトライタワーに行ってきました。
ボスモアイの安全地帯、直前のモアイリング稼ぎのオプション配置、オプションハンターのパターン、テトランのオプション食わせ破壊を学んできました。
理屈は分かったのですが、見ただけではなかなか実行できないものです。
見物は、プレイなさっている方でした。
得点は720万点、2番装備でカンストを目指していらっしゃる用でした。
ところが、最後の要塞面冒頭。
突然の死亡。
この方の残機が見る見る減ってゆきます。
1周目でさえ、ここの復活成功率は1/20以下ですからなあ。
(自分の場合です)
うまい方でもここは難しいのだという事実は認識できました。
そしてこの方、ずっと並んでいた残機が残り3機にまで低下。
いたたまれなくなって、見るに耐えずに立ち去りました。
この方、一体ここまで何時間をプレイなさっていたのでしょう。
きっとゲームオーバーになったのでしょう。
レベルは違いすぎますが、敢えてたとえるならばシレンで97階あたりで死ぬようなものです。
キットのこの人は、何度も何度もこのような悔しい体験をなさっているのでしょう。
そして700万点が、次は800万点が、最終的には900万点という事実がプレッシャーではなくなったとき。
ようやくカンストは達成されるものなのでしょう。
一回ミスをしたら終わりとは、グラ2カンストは厳しいですなあ。
ドリラーやったのですが、はじめてシンクロ連の威力を感じました。
堀がはやい。
ホリンガーZで余裕で2000mいけました。
秋葉のまちなかや、吊り広告にはXBOXの広告がたくさん上がっていました。
購入しろと煽り立てています。
物を所持することは終局的に無意味です。
ハード性能と自己の偉大さを混同していないでしょうか。
そろそろ、ゲームも終わりの時代が近づいていると感じるこのごろです。
こういう馬鹿共には死に絶えて欲しいもの。

2/15
引き続き、ヴィジュアル源氏物語のお話。
平安時代の美人の条件の一つは、色が白いことでした。
そこで顔の白さを強調するための手法が、お歯黒だったのだそうです。
日本伝来の屋根のは、瓦ではなく檜皮葺き(ひわだぶき)でした。
檜の樹皮を剥いで、細長い三角形にしたものを竹の釘で重ねて打ち付けたものです。
この様式は中国文化伝来以前の形式を残す、神社建築にしか残っていないものと思っていました。
ところが、すごいものがありましたね。
京都御所です、はい。
紀記神話上は高天原の末裔ですものねえ。
それと、京都の鳥辺野には、中宮定子(清少納言の仕えた人)の墓所が残っているんだそうですよ。
閑話休題。
列車の中で見たつり広告のことです。
現在中高生にはわいせつ情報のメールが氾濫しており、危機的状態なのだそうです。
これを見て自分は思いました。
そうか、これは外国勢力による日本攻撃に違いない。
気持ちよすぎるぶっこき方を中高生に広めているんだ。
きっとマサツーセッツ工科大学で研究したものなんだろう。
それを試した中高生は、快感のあまりにやせ衰えて息絶えてしまうのだろう。
こうして日本の若者を骨抜きにするとは、なんたる恐るべき陰謀。
ついに懸念されていたぶっこきの軍事利用か。
久しぶりに南国的妄想が炸裂しました。
ひとり、顔がにやけてしまったのはいうまでもありません。
こんなに面白いマンガ、どうしてもっと人気でないの?

2/14
つまらなかった前号にも懲りず、ヴィジュアル源氏物語5巻を購入。
今回は面白いです。
例の如く、面白かった記事を抜粋。
・平安貴族は短命でした。
天皇の平均寿命を見ると、平安前期は54,中期は44,後期33歳。
肉食禁止による栄養不足と運動不足が原因だそうです。
平安に入ってからどんどんと短くなっているところが面白いですね。
これに対して同時期の武士の平均寿命は56,8。
これではマロは武士に勝てません。
・物忌みのお話。
藤原道長の998年の7〜12月の物忌みの日数です。
合計45日。
そのうち13日は、「興福寺の塔にカラスが巣を掛けた」ため。
そのうち22日は、「多武峯の藤原鎌足像が鳴動した」ため。
そのうち9日は、「宮中左近衛陣でカラスが糞をした」ため。
(物忌みの日には名目上は家にこもって外出を控えるべきとされました)
うん、迷信ですね。
犬福のハイスコアを100点だけ更新。
257万4300点、2ミス。

2/13
風邪をひいて大変でした。
最高体温39.2度。
こんな高熱を出したのは何年ぶりでしょうか。
何しろ自分は普通風邪をひいても37度程度にしかなりませんので。
こんな時、一人暮らしは大変に心細くなってきます。
この39度以上あったとき、何一つ食べ物がありませんでした。
だから、ふらつく頭で皿洗って、米炊いて、レトルトカレーを温めて食べました。
実家にいたい、執事が欲しい、嫁さんでもいい、何でもいいからくれ、と心の中で想いながらです。
頭を冷やすのに、濡れタオルを使います。
当然誰も変えてくれません。
だから、ぬるくなったら布団の中から手を出して、ぶるんぶるんと振り回して気化熱でタオルをひやします。
ふう。
それでも一段落ついてきました。

2/8
「犬福」の感想をようやく書き上げました。
肩の荷が下りたというか。
今度はグラ2を一周して、横シューの比較感想を書こうかと思っています。
とりあえず、一月ぐらいは先のことでしょう。
列車に乗るといつも思うのですが、どうして形態で大声でまくし立てている人がいるのでしょうか。
この上なく不快感を覚えます。
どうしてそこまで人としゃべっていないといけないのでしょう。
「あんた、バカァ」等と思わざるを得ません。
「一人になるのが、こわいんでしょ。」と、
何となく「エヴァ」っぽくしめてみました。

2/7
昨日NHKをラジオで聞いていました。
12時過ぎからの、競技かるたの話が大変に興味深いものでした。
自分の聞いた限りでの競技かるたのルールです(詳しいことは忘れたか解らなかった)。
まず双方、競技開始前に10分の時間が与えられ、そのうちにかるたの配置を全て暗記します。
それから競技開始。
歌は最初の数音を聞いたのみで反応、この間0,2秒程度だそうです。
その単語に合わせて、頭の中に地図として(写真のような形で)記憶されているかるた座標を即座に思い浮かべ、手を伸ばします。
ちなみに、練習時には指をしっかりテーピングするそうです。
選手同士の指がぶつかって骨折することがあるからです。
また、膝にはバレーボール用の防具を装着します。
本題に戻ります。
これだけならば、競技かるたは単なる記憶と反射神経にすぎません。
しかし、奥の深さはここから始まります。
たとえば、「ひ」で始まる歌。
「人は・・・・・」
「人も・・・・・」
「日の・・・・・」
と三種類あるそうです。
そこで、冒頭の「ひ」という音だけではこの三種類のいずれかを確定することはできません。
しかし「ひとは」と三文字目までゆけば、一番上の歌であることが確定されますね。
このように、歌を確定することのできる文字を「決まり字」というそうです。
この決まり字は刻々変化してゆきます。
たとえば、「ひと」と続いたとしましょう。
すると、「ひとは」という一番上の歌がすでに取られているので、「ひと」で始まる歌は二番目の物しかありません。
つまりこの場合の決まり字は「と」であったわけです。
すると、「ひ」で始まる歌は一番下の物しか残りませんよね。
このときの決まり字は、「ひ」となるのです。
このように紙の上で考えると楽なのですが、実際の試合においては取られたかるたを常に念頭に置きつつ、変化し続ける決まり手を判断してゆかなくてはなりません。
この決まり文字の判断が一音分遅かっただけで、かるたは相手に取られてしまうのでしょう。
この場合にはかるたの枚数がある程度少なく限定されているのでますます決まり文字の判断がシステマティックになりますよね。
瞬時の判断力の世界です。
(もちろん、歌の暗記とかるたの配置の正確な記憶を当然の前提としたうえで成り立つ駆け引きですが。)
かなり、ビデオゲームに近いと思いませんか。
ミスタードリラーとか、犬福の早押しに酷似していると思うのですが。
(もちろん、競技かるたのほうが奥は深いと思います。)

2/6
最近自分は、「Cafe di Espresso」というコーヒー屋で勉強していることが多いです。
ブレンド一杯で2時間ぐらいやってるのですが、まあ貧乏人なので許してください。
昨日この店で、カプチーノを頼みました。
280円です。
で、でてきた物なのですが、どうも単なるカフェラテとしか思えません。
自分は味覚に自信がないので、シナモンの匂いが解らないだけではないかとまず自分の責任を疑いました。
次には、そもそもカプチーノにシナモンは入っていただろうかと自分の記憶を疑うようになりました。
でも、やはり自分は正しいのではないだろうかと思うのです。
そこで悩んだあげくに、店員さんにレシートを見せて「これはカフェラテではないですか?」と聞きます。
すると何と驚愕すべき事実が。
「当店では、シナモンはあちらでセルフサービスで入れていただくこととなっております。」
カフェラテは250円、カプチーノは280円。
この30円の違いは、一体なんだというのでしょう。
カフェラテを頼んで自分でシナモンを入れればそれでカプチーノの完成じゃないですか。
シナモン、無料ですよ。
でもこのお店、コーヒーはそれなりにまともなものがでてきます。
なんと言っても、ドリンク一杯につきポイント1点。
これが5点たまると1杯無料です。
しかもこの無料の一杯までポイントがつきます。
文字通りの、20%割引ですよ。
結構よいところですので、一度いってみられるとよいかと思います。

2/4
少々前のことですが。
家で知り合いが「古式降霊術、百物語」というのをやっていました。
サターンのソフトで、怪談を聞いてゆくというものです。
結構怖がってるんですよね。
自分は最初このソフトをやったときには、全く怖くないと思いました。
ばかばかしいし。
でも話を聞いて思ったのですが、一人でいるときにふと会談の内容を思い出し、それで怖くなればよいのかもしれません。
一つでも心に残れば、怪談の勝利ですね。
自分がこのソフトで印象に残っているのは、霊魂の絡まない不思議な話です。
新宿駅に降り立ってみると、そこが全くの異界と化していたり。
月から忌まわしきものが舞い降りたり。
ラブクラフトみたいな話ですよね。
怖いわけではないのですが、印象に残ります。
深夜の帰り道、満月を見上げるときにふと思い出したり。
思えば、自分も幼いころはずいぶんと怖いものがありました。
「あなたの知らない世界」が怖かったり、人間が突然蒸発するという話に常におびえていたり。
昔は常に魑魅魍魎に囲まれて生活していたものだと思います。
今と違って合理的科学的に考えることなどできませんからね。
平安時代の人々はこの幼いころの自分のような境遇に生きていたようです。
電気もないので夜は闇に覆われ、人外の物共が跋扈する世界。
世界とは、そのような物だったのでしょうか。
かなり前の話ですが、ようやくミスタードリラーGでドリラーの称号を取れました。
エジプト2000m、ホリンガーZ、2ミス、エアー全回収、1415775点+ドリラーボーナス50万点

2/3
まず、半年ほど前に友人から借りていた「サクラ大戦3」の第5話をなんとか終了させました。
前話を終了させてからの間隔は5ヶ月強。
どうも始めるのに抵抗の大きいゲームです。
しかも、なかなかセーブできないし。
(結局、前日の夜にドリキャスをつけっぱなしで就寝し、翌朝終了)
このゲームって、本当に素晴らしいほど作り込んでありますよね。
ちょっとした花火さんの仕草とか、美しいアニメーションに素晴らしいポリゴン造形。
どれもこれも惚れ込むのですが、どうしてストーリーだけはここまでひどいのでしょう。
ここまで陳腐で安っぽい話だと、嫌悪感を覚える人のほうが多いのではないでしょうか。
本当に、製作された方々の努力が忍ばれるだけに残念な作品です。
(スターシーカーって、サクラ3の1/1000程度の労力しかかかってないだろうに、もっと面白いですなあ)
で、ついで「源氏物語、1000年の恋」という映画を観に行ってきました。
誘われて、お金だしてもらっているもので。
結構面白いですよ。
2時間半とかなり長いのですが、それを全く自分が気にしなかったぐらい。
(もっとも、原作を知らないと面白くないと思います。)
最近妙な本を読んでいた関係で、寝殿造りの構造とか、建築技術とか、いろいろと興味深かったです。
基本的にお笑いが多く盛り込まれた、エンターテイメントとしてもよくできていたのではないかと。
明石の入道、源ノ典侍、六条の御息所は必見かと。
幼いころの紫の上と、玉鬘のおヌードが素敵でした。
この映画の特色は、「源氏物語」を虐げられた女達の怨念をつづったものという視点で再構成しているところです。
紫の上は後半生あからさまに源氏を嫌悪していました。
源氏が朧月夜を抱いたのも、自らの子を帝の子と偽るためと明言しておりました。
原作になかった、老いさらばえた光源氏と頭の中将が登場する点も、この視点に基づく男への意匠返しかと。
よほど人気がないらしくチケットショップでは入場券が投げ売り状態なので、「源氏物語」をご存じの方は是非ご覧になるとよいかと。
唯一残念だったのは「いぬきが逃がしつ。」の台詞がなかったことでしょうか。

2/2
結局のところ、第3号までディアゴスティーニのヴィジュアル源氏物語を購入してしまいました。
全部購入と考えていたのですが、第2巻には「本特集は全97冊を予定しております。」との文字が。
一気に気がそがれてしまいました。
せいぜい20冊程度だと思っていたので。
でもこの本、結構おもしろいのです。
正直なところ、漫画には全く興味がありません。
あらすじは知っているし、絵も「あさきゆめみし」に比べると少々格が落ちるかと。
しかし「あさきゆめみし」は女性が髪型以外では判別不可能でしたが。
唯一わかったのは、末摘花と、ちょっと太めの六条院に住むこととなった人(名前忘れました)だけでした。
話題を戻します。
漫画の分だけ価格は上昇しているでしょうし、何よりも紙面が無駄に割かれてしまっています。
もっとも、この本の趣旨は源氏を知らない人への普及にあるのかもしれないので、しょうがないでしょう。
でもこの本、当時の習俗の解説は大変に充実しているのです。
少々、面白いと思ったことを書き記そうかと。
乳母という制度にはかなり切実な存在理由があったようです。
女性は多産を望まれていましたが、授乳によって分泌されるプロクラチンというホルモンは性ホルモンの働きを抑制し、次の妊娠を防止する機能があるそうです。
であるからこそ、授乳を人工的に停止することによって、多産をはかったのですね。
合理的といえばそうなのですが、このプロクラチンは、連続的妊娠を抑制することが結果として淘汰上有利であったからこそ進化上発生したものでしょう。
母体保護及び子の十分な育成のためです。
栄養失調に運動不足が重なって貧弱だった当時の女性、それが妊娠に明け暮れていてはすぐに死んでしまいます。
だからこそ、源氏物語の女性達も加持祈祷に弓づるならしてゴマを焚いたあげくに、母子共に死んでばかりなんですよね。
その他少々。
当時の女性は髪の汚れを落とすために、洗髪ではなく櫛に頼っていたそうです。
入浴は基本的に5日に一度だったそうですが、物忌みで入浴できないことが3ヶ月続くこともあったそうで。
あの時代に香の文化が発達したのも、不潔だからだったのですね。
高貴なはずの貴族に限っておまるで用を足して部屋の中に置きっぱなし。
その点庶民が川で用を足していたことを考えると。
どうでもいいのですが、この本原文が少々載っております。
高校の時よりもよほどよく読めるのは、一体どういうわけでしょう。

戻ります inserted by FC2 system