文化、歴史浪漫ポルノ

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マンガのお話。
ここ1年以上、マンガ(週刊誌)は読んでいません。
それまでは惰性で少年ジャンプと少年サンデーを読んでいたのですが。
ある時面倒くさくなってやめるとそれっきり、何の興味関心もなくなりました。
週刊誌を読んで面白かったのは、「らんま1/2」と「行け!南国アイスホッケー部」が連載されていた頃のサンデーが最後でしょうか。
「ラブひな」は、コミックス2巻あたりからマガジンで読み始めました。
ギャグマンガとして面白かったのですが、景太郎が東大に合格した以降は興味なし。
このマンガもここで終わるべきでした。
「ラブひな」といえば、最近はチャンピオンで「エイケン」とかいうマンガが流行っているそうです。
自分もチャンピオンで読んでみました。
絵に違和感を感じます、率直に言うと気持ち悪いというか。
「ラブひな」は初めは恥ずかしくて読めなかったのですが、「エイケン」は絵に抵抗があって読めません。
刺激は常に強いものを求め続けるといいますが、ラブひななどの「萌え」値では神経細胞の閾値に達しなくなった人が「エイケン」を読むのでしょう。
個人的に楽しみにしているマンガといえば、「ベルゼルク」だけでしょうか。
コミックスを読んでいるので、「ヤングアニマル」の方は手を出していません。
やはり、ストーリーのあるマンガは面白いですよ。
「ヤングアニマル」は、「藍より青し」が主人公の女の子(和服の人)がかわいい、以上。
このあいだ、女性用?(でもレディースコミックスではない)のコロコロコミックスサイズの本を立ち読みしました。
「忠臣蔵、女達の戦い」というマンガが気をひいたの絵、読みます。
歴史浪漫ポルノだそうです。
あらすじは、忠臣蔵の47士の一人がその恋人の協力を得て、吉良の所在を探り、それを元に討ち入るというものです。
その協力とは、恋人に江戸城大奥に上がってもらい、将軍から吉良の情報を得ることでした。
彼女は大奥に入りますが、なかなか将軍の寵愛を得ることができません。
(この時点で、普通の人間がどうやって大奥にあがれるかという疑問あり)
それは、吉良のつかわした女が名器(原文ママ)で、将軍を独占しているからでした。
悩んだ彼女は、「九鬼一族」の忍びの者に様々な性技を伝授され、将軍の寵愛を得ることに成功します。
(彼女は恋人に相談するのですが、大奥の女性がどうやって外部の男性と接触できるのでしょうか。)
(性技を伝授といいつつマンガの絵はふぇらちおしているだけです、何を伝授したのでしょう。)
(それに、九鬼一族って忍びだったですか)
(この忍びは大奥の彼女の私室までやってきて彼女から情報を得るのですが、ならば彼が直接将軍から情報を得るのがはやいのではないでしょうか)
性技を駆使して寵愛を得た彼女は、将軍から情報を獲得し、この情報を元に吉良は打たれます。
以上、ストーリーの根幹に関わる部分でつっこみどころ満載でした。
しかし、「必ずエロを入れろ」という編集の意向に添いつつも、何とか物語を書き上げようとした作者の苦悩と努力が伺えてなかなか面白いマンガでした。
まあ、ギャグマンガなんですが。


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