文化、魑魅魍魎

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少々前のことですが。
家で知り合いが「古式降霊術、百物語」というのをやっていました。
サターンのソフトで、怪談を聞いてゆくというものです。
結構怖がってるんですよね。
自分は最初このソフトをやったときには、全く怖くないと思いました。
ばかばかしいし。
でも話を聞いて思ったのですが、一人でいるときにふと会談の内容を思い出し、それで怖くなればよいのかもしれません。
一つでも心に残れば、怪談の勝利ですね。
自分がこのソフトで印象に残っているのは、霊魂の絡まない不思議な話です。
新宿駅に降り立ってみると、そこが全くの異界と化していたり。
月から忌まわしきものが舞い降りたり。
ラブクラフトみたいな話ですよね。
怖いわけではないのですが、印象に残ります。
深夜の帰り道、満月を見上げるときにふと思い出したり。
思えば、自分も幼いころはずいぶんと怖いものがありました。
「あなたの知らない世界」が怖かったり、人間が突然蒸発するという話に常におびえていたり。
昔は常に魑魅魍魎に囲まれて生活していたものだと思います。
今と違って合理的科学的に考えることなどできませんからね。
平安時代の人々はこの幼いころの自分のような境遇に生きていたようです。
電気もないので夜は闇に覆われ、人外の物共が跋扈する世界。
世界とは、そのような物だったのでしょうか。
かなり前の話ですが、ようやくミスタードリラーGでドリラーの称号を取れました。
エジプト2000m、ホリンガーZ、2ミス、エアー全回収、1415775点+ドリラーボーナス50万点


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