文化、民法734条3項

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かなり前の話です。
ポストの中に入っている、エロビデオのチラシに関することです。
(それにしても、子供がいる家庭でこんなものが入っていたら困るでしょうなあ。)
ポストを開けるたびに、出張風俗にエロビデオ、どうしてこんな広告ばかりなのでしょうか。
それはそれでいいとして、その中の一枚に「近親相姦もの」がありました。
母と息子だか、兄と妹だかいろいろなものが書いてあります。
その中で最も注意を引いたものに
「民法734条3項、近親間の性行為はこれを禁ずる。」
との条文が引用してあります。
大変な疑問を覚えました。
一体全体、民法で近親相姦を禁じる事にどのような意味があるのでしょう。
性行為は法律行為ではなく事実行為にすぎないのに、この条項に違反するとどういう効果を生ずるのでしょう。
誰が誰に損害賠償を求めうるのか、それとも無効確認が可能なのか?
刑事罰があるのでしょうか?
やるなら刑法ではいか?
考えると疑問の尽きない規定でした。
あとから六法で確認してみると、この734条は単に三親等内での婚姻の制限条項に過ぎません。
そもそも第二項までしかないのです。
関連のありそうな条文に、ない条項を勝手に作るという心意気が良いですね。
分かっている人間が確信犯的にやっていると思われるので、なかなか愉快でした。


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