自然科学、花粉症

2/24
本日は一日中外におりました。
花粉症で、死にそうになりました。
ある程度体内に花粉が蓄積されてくると、もうおしまいですね。
症状は風邪に類似して、体温の37度程度までの上昇、体のだるさ、頭痛、喉の痛み、鼻水。
マスクをしていても何にもなりません。
夜には体のむくみに、眠気。
なんて辛い時期なのでしょうか。
杉を伐採して、何らかの落葉広葉樹でも植えていかない限りは、花粉症の根本的解決にはなりませんね。
でも、花粉症は花粉の存在のみでは発祥がありません。
空気の汚れ、特にディーゼルエンジンの窒素酸化物、これと花粉の協調ではじめて症状が現れるのです。
実家に帰っているときや、空気の綺麗なところでは杉林の中でも問題ないですからね。
これは経験的に間違いのない話です。
花粉症が増加している背景には、サナダムシとの共生関係が失われたことが大きな要因だそうです。
サナダムシが人間の免疫からの攻撃を避けるために分泌する物質が、アレルゲンたる花粉に対する抗原抗体反応を抑制する働きがあるそうでした。
自然とは、外界のみに存在するものではなく人間の体内においても存在するものなんですよね。
サナダムシは人間から養分を頂く代償として、宿主の花粉に対する過剰反応の抑制という恩恵を与えてくれていたわけです。
結果として、宿主が健康な方がサナダムシにとっても有利だからですよね。
そしてさらに、サナダムシには減量効果もあるんですよね。
かのマリア・カラスも、椿姫を演じるためにサナダムシを飲んだとのこと。
私も欲しいものです。


戻ります
inserted by FC2 system