政治、市町村合併

4/7
最近はまとまってゲームをやる時間がないです。
ゲーセンにちょこちょこ行く程度の時間は毎日あるのですが。
夕食を取りながら、NHKの討論番組をみていました。
(自分が見ていた範囲内では)中央と地方の関係が論題であったようです。
基本的な論調としては、効率的住民サービスを実現するには市町村の合併が必要とのことです。
税収ののびが期待できないこれからの時代においては、仕方のないことなのかもしれません。
でも地方自治には、「民主主義の小学校」として公民を育成するという意味があったはず。
合併の結果として25万程度の人口規模となった場合、住民はその市内での出来事を自分に関係のあることとして認識することはできるでしょうか。
自分の出身の富山県小杉町は、人口3万人程度の自治体でした。
この程度の規模ならば、町内のどこに何があって何が問題となっているかは、生活実感として体感することができました。
しかし現住所の東京都足立区、人口は50万程度であったとおもいます。
私は最寄りの綾瀬、北綾瀬駅近辺以外のことは何一つ知りません。
ある程度よりも大きくなってしまうと、自分とは無意味なものにしか思えないはずです。
経済的効率ばかりが追求される現在ですが、このように数値化できない要素だって大切にして欲しいものです。
憲法が地方自治を保証しているのだという視点が、あまりに当たり前のこと故かほとんど見かけられないような気がします。
もっとも、これからの日本を作ってゆく自分の世代の責任も重大ですね。


戻ります
inserted by FC2 system