文化、ラブひな

5/1
昨日は何もやる気が起こらない日でした。
全ての義務を放棄したくなるくらいに。
それでも何とか列車に乗るのですが、その前に何か漫画でも読みながらなら目的地までの時間を過ごせるかもしれない、と想い本屋に立ち寄ります。
迷ったあげくに、購入したのは「ラブひな、14巻」
私このまんが、初めのころは大好きだったのですが、景太郎が東大に合格して以来は興味を失い、全く話を知りませんでした。
「あれだけ好きだったのだし、結末ぐらいは見届けてやるか。」との思いです。
久しぶりに面白いと思いました。
心の底から笑いがこみ上げてくる、このような感情を抱いたのは一体いつ以来のことでしょうか。
笑いは人を元気にしてくれるものです。
で、内容についてです。
ラブひながいいのは、至る所はだかだらけですが、それが全くわいせつ性を有しない点にあるのではないでしょうか。
「ふたりエッチ」のように細かいところまで書いてあるわけではないので、読者としても登場するはだかを単なる記号としてしか認識していません。
基本的に順列組み合わせの問題なのでしょうが、それにしても必ず景太郎が胸をもむとか、成瀬川がパンツから景太郎に落ちていくとか、よくまあこれだけのものを思いつくものと感心しています。
そしてそれら全てに笑ってしまう自分は一体何なのでしょう。
(ただ、私はマンガなら大丈夫なのですが、アニメでこれをやられると恥ずかしくてチャンネルを変えてしまいます)
ギャグ漫画だけど、最後は景太郎と成瀬川が結婚して終わるというのもいいですね。
私は「めぞん一刻」はギャグ漫画として大好きですが、やはり読者として安心できるのは最後に響子さんと五代君がしかるべくして結ばれて、物語が完結するからだと思います。
(そういえば、らんま1/2もこのパターン)
道中はマンネリが大切ですが、惰性にいたらずしかるべきところでちゃんと結末を付けるのは大切だと思いました。
しのぶちゃんの胸が大きくなっていたり、素子ちゃんがショートカットになっているのは驚きでしたが。
(素子は長髪の時よりもかわいいような気が。)
(しのぶはそのままの方がよかったような気が。)
それと、しのぶも素子も、みんな東大生になってしまっているのですね。
景太郎、成瀬川、むつみ、素子、しのぶ、彼らの東大はどうしてあんなに輝いているのでしょう、うらやましくなってしきした。
でもわたし、実は「ラブひな」で一番好きなのは、最初の東大受験に落ちたあとに成瀬川と景太郎が旅行に行く話です。
強引ご都合主義の展開の末、同じ旅館の同じ部屋にされるこの2人。
そこに仲居さんが登場して、「アレはここに入っていますよ。」
きっと、ラブひなといえばこれを思い出す人は多いのではないでしょうか。


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