政治、鈴木宗男

6/23
最近は過労気味。
朝起きても体から疲れが抜け切りません。
それでいて睡眠時間が3から4時間。
ゲームをやめたらその分眠れるのですが、この愚か者はなかなかそうもゆきません。
筐体に向かう、もしくはパッドを握る、日々の祈りの如き行為です。
先日風邪で寝ていた日、たまたまテレビの音が耳に入ってきました。
日本テレビの昼のみのもんたが出ている番組で、内容は鈴木宗男の議員辞職勧告の報道です。
報道担当者の「逮捕されても、給料は払われるのはおかしいですよね。」と発言しています。
「そうか、やはり一般的な疑問の提起から始まって、分かりやすいように問題を説明するのか、さすがはプロのマスコミ人だ。」
と、私は思いました。
ところが、件の報道はそのまま終了。
なぜ、こんな馬鹿がテレビに出るのですか。
議員の不逮捕特権と、歳費の保障は、不当な政治目的による少数派の弾圧を防止するための制度です。
宗男の件が全て政府のねつ造でないという証拠はないではないですか。
これらを説明した上で、本制度そのものを批判したり、宗男の場合は不当逮捕のおそれがあり得ないので差違非保証の必要はない、というのはまっとうな主張ですし、それは拝聴に値するものです。
ところがこの報道担当者、公共の電波で己の愚かな見解を垂れ流しているだけです。
依然として、テレビの電波は有限の資源なんですよ。
テレビの直接的侵入性とその利用形態を考えると、その番組を見なければいいという言い逃れは成立しません。
普通の人が本制度の趣旨などを知らないことは、全く問題のないことです。
しかし、無知な人間がテレビに登場することは害悪でしかありません。
世の中に誤った意見を広めるのはやめるべきである、という職業倫理を忘れないで欲しいものです。


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