ビデオゲーム、Wiz7の転職

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ウィズ日記の続きです。
「転職システム」の残りです。
端的に述べると、かなりの欠点を含んでおります。
転職には、その職業に必要な能力値を満たす必要があります。
そしてウィズ7においては、レベルアップ時の能力値の上昇がかなり少ないものとなりました。
転職に最適な種族を選択したとしても、最大2から3程度の上昇を必要とする能力値は存在します。
(少なくとも転職に意味のある上級職の場合です。)
転職戦略が有効なのは、所用経験値の少ないレベル7程度まで。
ところが通常のプレイでレベルを上げて、特定の能力が3上がることは、ほとんどあり得ない、といって良いでしょう。
となると、可能な手段は一つだけ。
レベルアップ時の能力上昇結果が気に入らなかったら、ロードしてやり直します。
しかもウィズ7では固定モンスターは一度倒すと、二度と復活しません。
ひたすらに動き回って(下手をすると3分くらい)ワンダリングモンスターとの遭遇を待つ。
ようやく戦闘、レベルアップ、気に入らない、ロード。
一時間程かかることも当たり前。
経験値は多量に必要になりますが、次のレベルに上げた方がましです。
もっとも、次のレベルでも能力値が上がる保障はないですが。
こうなると、とてつもなくつまらないゲームになってしまうんですよねえ。
やはり、転職戦略はやってほしくない、との制作者の意図の現れなんでしょうねえ。
でも、私が転職させるのには理由があるのです。
ウィズ6の話です。
私の最強のキャラクターは、一人のヴァルキリーでした。
彼女は黒檀の鎧をまとい、「復讐者」の名を関する剣を振るい、ほとんどの敵を一撃で倒します。
彼女にできなかった唯一のことは、クリティカルヒットでした。
(クリティカルには「切り術」というスキルが必要だが、ヴァルキリーは「切り術」を持たない)
彼女は大変な高レベル、能力値もアイテムを使い19(通常は最高18)まであげてあります。
ここまで育てたキャラを転職でレベル一に戻すなど、できるはずがありません。
どれほど悔しかったことか、これを思い出すと転職させたくなってくるのですよ。
ちなみにですが、五以前のウィズはレベルアップは宿屋です。
今の人は経験値を獲得とレベルの上昇が別に起こることに理解が及ばないでしょうが、実はこれは大変に親切な仕組みでした。
経験値をためた街に帰り、宿屋宿泊、レベルアップ、気に入らないならロード、再び宿屋。
この調子で、戦闘無しでレベルが上がります。
いくら上げたい能力値が厳しかろうとも、楽勝でしたよねえ。
以上ウィズ7の転職戦略の欠点でした。
次は謎解きに。


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