文化、そば、藪蕎麦

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サンダーフォース3がクリアできたので、今度はサンダーフォース4に手を付けました。
こちらは今のところ、分かりにくさばかりが目立ち面白さが理解できません。
1ボスのタツノオトシゴみたいなやつはなんですか?
とりあえず、全くわけのわからないこのゲームでも、それをしっかりパターン化することができればその分自分の能力も磨かれることでしょう。
面白さが見えてくるのは一体いつのことになるでしょう。
最近、蕎麦屋にそれなりに通っております。
暇を見つけていろいろと食べに行くわけです。
結構前ですが、神田「藪蕎麦」(神田小川町)なるいわゆる老舗蕎麦屋に行って参りました。
盛り蕎麦が一杯で600円。
無茶苦茶量が少ないです、2枚盛りで1200円払ったのですが、全く食い足りませんでした。
たかが蕎麦ですよ、どうしてそこまでお金を払う必要があるのでしょう。
以上はどうでもよいとして、肝心の味をめぐるお話です。
この蕎麦はいわゆる「つなぎ」なしのそば粉100%という代物でした。
(法律上、そば粉が30%あれば蕎麦と称することが許されるそうです)
一見極めて素晴らしいと思われるのですが、実はそうでもありません。
そば粉がここまで割合が高いと、極めてのびがはやいのです。
もちろん、私のように速攻で盛りを食べてしまう分には大変に美味しく、なんの問題もないです。
ところがこれが盛りでなく、いわゆる「かけそば」のような温かい蕎麦であったらどうなるか。
ものの一、二分で伸びて歯ごたえは失われます。
私の連れのもの(おかめそば)を少々分けてもらったのですが、正直なところ伸びきってちっとも美味しくありませんでした。
もちろん、「うん、うまいよ。」と口では言うのですが。
やはり、盛りかざるでしか食べられないというのは、蕎麦として欠点です。
憶測ですが、食事スピードが遅い一般的女性の場合、盛りやざるですら伸びて食するに耐えないものとなるでしょう。
やはり、つなぎって大切ですよ。
そば粉と小麦粉一対一、このくらいが最良でないでしょうか。
蕎麦の味を決定するのはそば粉だけでないということがよく分かりました。
ただ、そば湯の香りが大変素晴らしかったですね。
味は小諸蕎麦(良質なチェーン店)のものと変わらないのですが、小諸の方は全く匂いがしないもので。
面白かったのは、注文を受けたら店員さんが和歌を読み上げるようにそれを読み上げていたことでしょうか。
きっと長谷川平蔵もこんなところで蕎麦を食っていたのだろうなあと、少々思いました。
会計は、盛り二枚1200円+おかめ蕎麦1100円=2300円
これが伍百両(私の好きな立ち食い蕎麦)だと800円程度です。
一概に比較はできませんが、「藪蕎麦」はコストパフォーマンスは著しく低いと評価せざるを得ません。
日々食べてこそ蕎麦、そんなものでしょう。
立ち食い蕎麦屋が立派なのは、常にコストを意識せざるを得ないからなのでしょう。
限られた中で如何に最良のものを提供するか、これが大切ですね。
「藪蕎麦」と「伍百両」ともに鰹節のだしで、化学調味料なし、正直なところ違いが解りませんでした。
まあ前者は、雰囲気をうっているのでしょう。
うまければ立ち食いでも不満のない私とは指向性が異なるだけのことです。
次回は「がんぎ」(茅場町)、「よしまさそば」(よつや)です。


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