文化、もののけ姫

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ADSLといえば、秒間12メガを公称しておりますが、我が家では秒間4メガ程度です。
実際のところ、本当に12m/sが出ている人はいったいどの程度存在するのでしょう。
ずいぶん遅いのですが、この部屋の中でもずいぶんコードが長い(5m程度)し、しかも安い電話線だし。
ただ、実際これで転送速度には何の不満を覚えていないといったところ。
今のところ重いファイルといっても、斑鳩のムービーやフリーのゲームでせいぜい50メガ程度です。
10秒程度で十分ですので、不満の覚えようが無いというのが実情です。
テレビでやっていたので、再び「もののけ姫」を鑑賞。(後半の30分程度)
いったい何十回目かは考えないことにしましょう。
今回ひとつ気がついたのは、「生と死を司る」「シシガミ」を人間が殺すということは、その神の職分である「生と死」を司る権能を人間が持つようになったということの象徴だったのでしょう。
本件の「神殺し」はこの視点では、単なる権能の伝達の象徴的表現に過ぎないと思われます。
見るたびに新しい発見があるとは、よい映画はすばらしいですね。
ひとつ疑問に思ったことは、人間と自然の中間的存在である「もののけ姫」が「乙事主」の呪いを受け、そして「シシガミ」に呪いを解かれるのは、いったい何を意味しているのか。
見るたびに疑問がもてるとは、やはりよい映画はすばらしいです。


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