文化、政治評論家

10/5
本日早朝起床しまして、たまたまテレビをつけると、「週刊フジテレビ批評」なる番組が。
(早朝のCMのない自己批判番組)
自民党総裁選の報道のあり方を取り上げておりました。
フジの方々に加え、有名な「政治評論家」なる方が登場。
驚かされたのは、この政治評論家氏が正論を方っていらっしゃることです。
憲法的、政治学的な普遍的視点のものとに、政治は、そして報道はいかにあるべきか。
この方は通常の番組にもよく出演していらっしゃるのですが、それを見る限りでは・・・・・。
「狭隘な視野に、短絡的見解と、対象は権力争奪戦」、これらのみコメントをしていらっしゃる。
客観的に考えて「知的に恵まれない」と評価されても弁解の余地のない方でした。
そのような方が正論を吐かれるとは、喜ばしくあり、少々の驚きも抱く局面でした。
冷静に考えれば、彼とて好き好んで頭の悪い発言をされているわけではないでしょう。
この当然の事実に気がつかなかった私こそ、愚の骨頂というべきか。
お金のためとはいえ、彼も常日頃の頭の悪い演技には嫌気がさしていらっしゃるでしょうなあ。
スポンサーと視聴率の圧力から自由になれば、フジテレビの方々だって本当は良識的な番組を作りたいのでしょう。
政治解説者の理想って、どんなものでしょうか。
とりあえずは、誰にもわかりやすいように権力闘争とスキャンダルから。
そこで対立の争点を明確化し、その争点を普遍原則から一般化して解説。
そして、視聴者自身が判断を下すことができるように、考え方と基準を詳しく教える。
ここに、ユーモアを交えられれば完璧。
この様な話し方のできる人間になりたいものです。


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