宗教、モルモン教

10/9
雑誌つり広告の、「子どもを殺人鬼にしないために、絶対に子どもに与えてはいけないゲーム」ってどんなのでしょう。
「すくすく犬福」も入るかな?
子どもたちが犬福をやると、
(クイズの結果賢くなって)「見よ、子どもは我々の一人のようになり、善悪を知るようになった。」
って、悪い無知な冗談です。
昨夜の続き。
モルモットは「モルモン教」、正式名称は「末日聖徒イエス・キリスト教会」。
開祖は、宝探しを趣味とした「ジョゼフ・スミス」。
14歳のとき(1830年)に天使から、「既存教会は全て間違い、真の信仰を回復せよ」との啓示を受けた。
彼は趣味を生かし、ニューヨーク近郊で土の中に埋められた「金版」を発見した。
金版には、アメリカ先住民の文字(改定エジプト文字)で文書が記されており、天使がその文字を解読するためのメガネを貸し与えた。
(学問上、「改定エジプト文字」なるものの存在は肯定されていない!)
この金版を解読して英訳したものが、「モルモン経典」である。
この金版は解読後に天使の命令で再び隠された。
(スミスは身内11人を証人として金版を見せたが、そのうち3人は棄教、一人は「信仰の目で見たのみ」と告白)
・経典の内容
キリストは昇天後アメリカにわたり、インディアンに宣教した。
そしてこのインディアンとは、失われたイスラエル北部10氏族であった!
---------------------------
イスラエル人は12氏族からなり、前11世紀ごろ統一王国を樹立するが、その後南北に分裂。
北部王国は前7世紀にアッシリアに滅ぼされ、そこに居住した10氏族は帝国各地に強制移住させられた。
かくして北部氏族は他民族に同化吸収されて消滅。
北部氏族がこの様に行方知れずとなった故に、各地でいいように利用されている。
「モルモン」のいうように、アメリカ先住民となった。
シルクロードを通って日本に入り、天皇家となった。(日ユ同祖論)
この様に、自民族の祖をユダヤ人とする説はほぼ世界中の全民族にある。
(ユダヤ陰謀論を唱える人の多くが同時に、ユダヤ人同祖論を主張しているのが興味深い)
ちなみに南王国は前6世紀に新バビロニア王国に征服され、住民はバビロンに連行される。
ユダヤ教経典の編纂がこの時期に編纂され、民族のアイデンティティーの確立が進んだことも、南氏族が存続した理由では?
---------------------------
キリストはアメリカで教会を確立(その後滅亡するも)、その遺物が「金版」である。
創始者スミスは旧約聖書にあるように一夫多妻制を唱え、合衆国憲法違反で追求された。
また自身が設立した銀行の倒産で投獄されたが、これらをモルモン教は「迫害」と主張している。
(彼自身は倒産被害者に暗殺されて、「殉教者」となった!)
一夫多妻制そのものはイエスも戒めているが、モルモンに従えはイエスの周囲の女性は全て彼の妻であったことになっている。
モルモンによれば、神には体があり、神が人間になったように人間も神になれる。
また人は一つの天体の神になることができる。


戻ります
inserted by FC2 system