宗教、迷信

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シレンの「クロン」の99階到達。
この迷宮の特色は、いわゆる「魔法」のごときものをアスカが使用できること。
HP回復から、敵を眠らせるなど効果はさまざま。
この魔法の有無にかかわらず、シレンの本質である「誤った行為には相応の不利益を」という原則は貫徹されている。
すなわち、1ターンのミスは死亡。
(このダンジョンは盾の強化ができないので、事実上最後まで防御力ゼロ)
目前の状況に対し、正しい対応をとればアスカは生存可能。
よいゲームだ。
金の剣盾に根性の竹刀で力99、生還時に身代わりの腕輪は7個のストック。
閑話休題。
現在「聖書を旅する」は9巻。
犬福程度の理解ではあるが、キリスト教の中心的教義、理性で把握可能な範囲と信仰によってのみ了承可能な範囲の区分が見えてきたように感じます。
キリスト教など迷信という場合に挙げられるのは、たいていエデンの園であったり、イエスが蘇ったという話だったり。
上記の逸話の真意は別として、それらは極めて些細な問題に過ぎないように感じます。
最大のキリスト教の不条理はなにか?
それは間違いなく、「イエスが十字架上で死ぬことにより死が滅んだ、そしてその効果は万人に波及する」という一点に尽きるのではないかと。
この問題は、完全に合理的な知性の了承可能な命題ではないでしょう。
故にこそ、信仰によって了承されるべき問題なのか。
「不条理であるが故に信ずる。」という古人の言葉が納得が行くようになりました。
理にかなっているならば、それは信ずるまでもなく正しいことが納得が行きますし。


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