宗教、仏教

11/9
所用あって駒澤大学に。
掲示板を見ると、公開仏教講座とかとても面白そう。
何十年かして、暇とまにーができたらもう一回大学いきたいです。
大学受験生だったころは、全く考えもしなかったけど、上智とか面白そう。
そういえば神学の授業って教養の講義一覧にのってなかったなあ。
当然専門にはいればあるわけなし。
帰り道、渋谷の本屋で1時間ほど立ち読みしてしまいました。
なんと、「サンマーク出版」(脳内革命など胡散臭い本中心)の以下の本。
・マンガ、仏教入門
・マンガ、密教入門
・マンガ、親鸞入門
・マンガ、神道入門
さすがにこれだけお世話になってそのままでは申し訳ないので、以下二冊購入。
・マンガ、法然入門
・マンガ、法華経入門
そう悪くないシリーズだと思いました。
マンガ、といっても決してバカにしたものではないと私は思います。
まず第一に、私のような無知な人間の場合は、この様に解りやすいものから入らないと理解できないし。
それに、学研マンガに明白ですが、その内容水準は決して低くない。
こういう、犬福でも大丈夫なようにわかりやすく書くのって、とても難しいと思います。
無理に詰め込んだだけ、文書と絵が無関係など、欠点は上のシリーズにも明らかでしたし。
でもやっぱり、「マンガ」ってありがたいです。
特に上の「親鸞入門」は先の吉川英冶の小説の復習にもなって大変便利。
一つ思ったことです。
法然親鸞の念仏仏教の「他力」思想、キリスト教でいうところの「許しを請う」という発想に共通するのではないでしょうか。
「他力」というのは仏の慈悲(私はその内容を全く理解していません)にすがろうとする発想。
その前提として存在するのは、自己を見つめ、よりよくありたいと思い、なんらかを信頼し素直にそれを表出すること。
けっして「他力」は容易ではないと思えます、絶望して自殺するほうが楽です。
それにしても、仏教も難しいですね。
キリスト教の場合は、記述は平易であるがその意味を汲み取るのが極めて困難、という教説のあり方。
対する仏教は、教説そのものが学問然として整然と並んでおり、親しみにくい。
難解さの度合いだと、でもやっぱり仏教の方が高そうです。


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