国際、グルジア

11/23
グルジアとかいうところで、大統領と野党側支持者がもめているようで。
印象的なのは、大統領がシュワルナゼ氏であるということ。
この様にいうのは語弊がありますが、懐かしい方ですよね。
ゴルバチョフ大統領時代のソ連(これも懐かしい)の外務大臣さんで、とてもよくニュースで名前を聞きましたよね。
子供心に、大変に記憶に鮮明に残っております。
幼いころの刷り込み現象のせいか、次のような図式が・・・。
ゴルバチョフ=ペレストロイカ=シュワルナゼ=いいもん。
実情のところ、政権側の選挙の不正操作が行われたのか、全く分からない話ですね。
ソ連崩壊以降のコーカサスの方のニュースといっても、極めて散発的にしか聞こえてこないし。
アルメニアとアゼルバイジャンの戦争に、ゲリラ(イスラム原理主義かナショナリストかすら忘れた)にシュワルナゼ氏が苦しんだとか。
そういえば数年前に、グルジアの議会が武装集団に選挙されてシュワルナゼ氏が逃げたとかいう事件もあったなあ。
この情報の少なさは、まさに日本から見れば世界の果てですね。
コーカサスなんて、普通はヨーグルトしか思い浮かばんですよ。
ともかく、かつての時代に活躍された方の名を聞くと、当時を思い出すというだけのことです。
社会主義というのは悪い国で、それがなくなるのはよいことだと、新聞民放こぞって書きなぐってたなあ。
(少なくともNHKは1年間社会主義国の特集番組を作ったのでやっぱり素敵)
テレビでチャウシェスク大統領の死体が流れたなあ。
とりあえず、ゴルバチョフ時代に先見性のある人物であったからといって、現在もそうであるとは限らないのが面白いところ。
もしやシュワルナゼさんも、エリツィンのような愚昧にして高圧的な人物に化けている可能性も否定はできず。
独裁制というのは有効かつ効率的な政治システムだと思います。
が、その唯一の欠点は統治者が必ずしも賢明とは限らないこと。
そして賢明でない場合が大部分であり、かつ賢明な人物が中途にしてそうでなくなる場合があるのもちょっと困ったことですね。
犬福は、シュワルナゼ氏を応援していません。
(「ちゆ」風に)
閑話休題。
これより「許昌学園」と「南陽学園」の勝負です。
「もっとやれ、夏候惇」。
一騎当千より。


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