文化、ミステリーサークル

11/24
昨日の世界遺産、ストーンヘンジでした。
もっとも興味を引いたのは、これです。
麦畑のいわゆる「ミステリーサークル」の映像が流れたとき、「この地方の農民が奇妙な文様を描くことがしられている」とのテロップが。
テレビ報道で、ミステリーサークルの真の成因が報道されたのは初めて見ました。
さすがは「世界遺産」に「ソニー」、報道内容の真実性と権威が備わってます。
「ミステリーサークル」が騒がれ始めたころ、私は大変な興味を持っておりました。
もちろん、学研マンガ「いるいないの秘密」に始まって、「ノストラダムス」・「ムー」と全て信じていた子どもです。
当然に、ミステリーサークルも宇宙人が作ったものと信じていました。
ところが、当時普通に市販されている本を調べてゆけば、イギリスでは「ミステリーサークル」の作成コンテストが開かれていたという記事が。
(全ミステリーサークルが人工という気はないですが、少なくとも複雑な形状のものは全て人工物です)
同じ年の民放の怪奇特集番組では、上の本で見たミステリーサークルが取り上げられておりました。
当然に、コンテストの作品であることは全く触れられず、原因不明としての報道です。
さすがに信じやすい私でさえ、民放の特集番組の無責任さにはあきれたものです。
偉大なる矢追純一氏の活躍に、キャトルミューティレーションに、ミステリーサークル。
あのころは本当に、人類の歴史も宇宙人の侵略で1999年に終了するのだと、心から信じていた時代でした。
自分も宇宙人に吸い上げられて、キャトルミューティレーションのように宇宙人に食われるのではないかと、生きた心地もしなかったものです。
・・・ちょうどこのころ、「ムー」にグレイが人間を吸い上げてミキサーにかけ養分として利用しているのを目撃した、という記事があったもので・・・・
一体誰が、どうやって目撃したんでしょうね?
いずれにせよ、ミステリーサークルは人工、キャトルミューティレーションは自然死、ノストラダムスの1999年は無事に過ぎ去る。
この世の終わりは訪れませんでした。
出来事は全て通常の因果関係の範囲内で発生し、突飛なことは決して起こらない。


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