文化、特殊文字

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「処女懐胎」という語を変換しようとしたときのお話。
「しょじょかいたい」を変換すると、以下の順に変換されました。
1、処女か痛い
2、処女解体
3、処女買いたい
4、処女懐胎
なんともこう、意図的に行っているとしか思われないような語句が飛び出します。
笑いました。
私が使用するのは頭の悪さで高名な「MS−IME」なのですが、固有名詞にちかいもの位は一発で変換できないものでしょうか。
最近はこの様な、誤変換に伴うと思われる語句に愛着が伴うようになってきました。
「漏れも、漏れも」とか、「中田氏」とか。
ユーモアと照れ隠しとが伺われ、心温まりますよね。
心が狭かったせいか、まだ足も生えていなかった昔はこういった語句が大嫌いだったことを思い出します。
今でも自分では決して「顔文字」や「(なんとか)」は用いないよう心がけておりますが、これも昔は嫌だったなあ。
メッセージを誠実に伝達することができるか否か。
よき言葉のメルクマールは、上の点にあるのでしょう。
上記二者を用いた文書が必ずしも劣悪なわけでもなければ、用いていない文書でも意味不明の悪意の顕現のようなものはいくらでもありますし。
(ただ残念ながら、上記二者の使用される文書は少々表現として疑問を感じざるを得ないものが多いのも事実)
最近すごく気に入った顔文字。
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
、(´・ω・`)ショボーン
実によく、表現意図が伝達されます。
ことばの本義を忘れなければ、新たな表現もそれはそれでよいものである。
このように感じられるようになってきた私でした。(福)


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