売却顛末記、トレーダー編
トレーダーは収集家の方をも客層に添えている,と理解すればよいのでしょう。
ゲームするのに帯は不用ですが、収集される方には方なりの理屈があるものと理解しておくのが大人の態度。
(これは購入する側にとっては,安価に入手できるというメリットですよね)
シルバーガン14800円、デスクリムゾン12800円という値を設定したのはこの御店でしょう。
売る側にはありがたいものです。
1000円以上のソフトなら200円加算など、かなり大きいのでしっかり時期を調べてから売却するのがよい。
以下の一覧を見ていただくとわかりますが、このトレーダーは10円査定が多く厳しいです。
少なくとも上記「ソフマップ」は最低額が100円ですので、何の魅力もないと思われるソフトはそちらに売却するべきですね。
自分の売るソフトのある程度の価値と、売却対象店舗の性格くらいは把握しておくべきですね。
まあ、別にそれほどお金が欲しいわけでもないですが。
ただ10円はちょっと悔しいなあと。
そしてまた、何にせよ付属品はなくさないように気をつけるべきでした。
現行機種に移植されている以上、死んだハードのソフトは購入する意味がないですね。
ギャルゲーだから、そして出荷本数の少なさでしょうか。
ゲームのおまけが恐ろしく充実していたので,そのお陰かもしれませんね。
ここまで来ると、確認の場面で売却を断るべきでしたね。
ソフマップならもっとついていたと思いますが、まあ経験というものです。
これをお読みくださる方は,容赦なく譲渡拒否権を発動されるのがよいでしょう。
それにこのゲーム、MAMEならばアーケード版が完全に動作してしまいますからねえ。
昔のゲームにとって、エミュレーターの存在は無視できないものがありますね。
中古価格はそれは低くなるでしょう。
店舗が違うと売れるというのが不思議ですね。
値段は安いですが、こちらとしては処分でき、しかも誰かにプレイしてもらえるならばそれで十分なのです。
教訓はやはり、一店舗で買い取ってもらえなかったからといってあきらめてはいけないということですね。
お金が欲しいわけではなく、「誰かに遊んでもらいたい」わけですから。
特定層には後者が限りない魅力を持つわけですが、今はウインドウズにも移植済みですしね。
欲しい人はみんな持っているだろうし、ファルコムクラシックス2よりも数は出ているだろうし。
高値を呼ぶ要因がほとんどないですね。
これが完全移植ものなら、特定層は限りなく欲するはずのものなのです。
ところが移植に際して、サターンの高性能を生かして移動シーンがムービーに。
あまりに展開が遅く、プレイに耐えない代物です。
歴史を知らない人にはただのつまらない難しいアドベンチャー。
昔を知る人間には、「角を矯めて牛を殺す」としか評価のできない代物。
誰に対してもアピールができないのですから、この値段は妥当ですねえ。
確かこのソフトは中古で700円で購入したはずですので、図らずも転売益をあげることになってしまいました。
小さなドット絵のキャラが多数入り混じるアクションですが、残念ながら私は面白さを見出すことができませんでした。
このソフトの製作会社は、私は知りませんがMDの幽幽白書・ガンスターヒーローズ、SSのシルバーガンなどと極めて中古相場が高いようです。
ウェブ上の評判が高いと、その風評によって中古相場も高騰する実例ですね。
ソフト内容にかかわりなく、純粋に風評と需給で買い取ってくれるのがこの「トレーダー」ですので、ソフトはその文脈に合わせたところに売りにゆくべきであることの好例です。
とにもかくにも、面白さを発見できなかった私が所持するのは害悪に他ならないわけで、価値を知る方に御譲りするのがソフトのためにもよいでしょう。
やはり私は、相当にデジタルで明確なゲームでないと面白さを感じない可能性が高いようです。
このソフトがそうでないのは最初からわかっているわけですから、自分に合わないソフトは買ってはいけないという教訓ですね。
そうであるが故にこそ、多くの方に触れて欲しいと思い売却しました。
それにしても200円というのは少々お安いですねえ。
結構悩んだのですよ。
ソフトを売ると、数本は必ず評価額に納得のゆかないものも出てくるということですね。
勿論ゲームをする上では何の差もないはずですが、やはり収集される方には全く別物ですからねえ。
収集道には、その道の方にしかわからないものがあるはずですので、部外者がとやかく言うのはやめましょう。
ただ、ちょっと興味がある問題だということです。
これが本当のドドンパチならば私は絶対に売らないのですが、幸いにしてサターン版は最低に近い移植版と評価してもあながち間違いはないところですので。
AC版を知っている人間にしてみれば周知の事実で、このゲームを買うなら100円ゲーセンでその分ドドンパチをやったほうがよほど上達するんですよね。
「シューティング王国」といわれるサターンですが、実はさほどシューティングが理解されているわけではないことの好例です。
でもそのような劣悪品を売る私は、買う人には申し訳ないことをしてますね。
それが市場というものですので、許してもらいましょう。
残念ながら、収集の対象という意味意外に存在の価値を見出
これを購入される方には本当に申し訳ないですね。
より完成度の高いPS版は1500円ですからねえ。
やはり、購入される方の自己責任ということになるのでしょうか。
決して悪いソフトではないし、移植度も問題なしなのです。
ただそれでもすごい御値段ですね。
私もこのゲームはワンコインクリアしましたし、〔極端に面白くもないので〕もう一度やろうとも思わないし。
やはりこのソフトを多くの方に知ってもらうべく、売却するのは正しい判断ですね。
横シューだし、サターンパッドでも十分クリアできる難度だしと、長所ばかりが目立つソフトですので、この価格も納得のゆくところです。
まあ基本は、数が少ないことなのでしょうが。
高いといっても、シルバーガンの15000円した所で、ゲーセンでやることに比べれば極めて安価ですしねえ。
つまりそれって、シューティングは潜在的な需要はそれなりにあるということでしょうか。
横シュー且つパズル的パターン要素という性格が濃厚ですので一度クリアしたらもう一度という気はなかなか起こりません。
それゆえにこそ、ワンコインクリアを済ませてしまった私が持つのは害悪ですね。
実に多くの方にプレイして頂きたい逸品です。
それだけ潜在的な需要は大きいということなのでしょうか。
それとも一部マニアが収集しているだけなのでしょうか。
中古2000円で買ったので、図らずも転売益をあげたことになりますね。
しかもこのゲーム、ワンコインクリアしていないので、転売といわれても弁解の余地がありません。
やはりその、縦シューをそのまま横シューにしたという発想そのものが間違っていたのでしょうね。
横シューで弾除けを強制されてもそんなものは不可能に近いのですが、この中古価格はその事実には敬意を払っていないようです。
同じ難しいでも、バトルガレッガや大往生のそれは対処可能な難しさで、戦国ブレードのそれは理不尽ですね。
難しくて無理、というのが中古店への譲渡の理由です。
大変安価ですが、メーカー側で廉価版を2回も出して新品が800円ですので納得の御値段ですね。
中古による損害を避けたいなら、この発売元(ヴィジット社)のような英断が大切なのではないでしょうか。
中古販売店は不良品等のリスクを負担する以上、一定以下に価格を下げることはできないはずです。
その設定を下回る値段で売れば、中古は成り立ちませんからね。
ファミコン版を知っている人ならよいのでしょうが、部外者の私には評価できない作品でした。
確かワゴンで400円くらいで買ったものなので、アドベンチャーは安定高値です。
以上、トレーダー編でした。