本作では、ショット、レーザーの2種類の攻撃手段があります。
Bボタンを押すことによって使用できます。
機体及び強化タイプによりレーザーボム威力に変動があるかどうかは不明です。
そもそも自機が敵に当たりそうになるのは、状況の予測能力の欠如から、自分を危険な状況に追いやるのが原因です。
さらには弾が当たることが解ったとしても、ボムボタンを押すのが間に合うことはまれなことです。
ボムとは具体的危険を回避する手段ではなく、予想される危険を回避するための手段なのです。
弾避けを始めるのはボムがなくなってからで十分でしょう。
攻撃方法
Aボタンを連射することによって使用できます。
高橋名人のような超連射は無意味で、「タン、タン、タン、タン」と軽く叩き続けるだけで十分です。
ボタンが3つある場合には、Cボタン(もっとも右)を押しっぱなしにすれば自動的にショットは発射されます。
このボタンがない場合には、お店の人に頼むとよいでしょう。
基板の設定のみで連射装置は不要なので、どこのお店でも可能なはずです。
本作の雑魚はほとんど耐久力がないために、ショットをうち続けていれば勝手に破壊されて行きます。
従って、道中はほぼショットで進めば問題ないでしょう。
コンボを狙う場合には、CボタンではなくAボタンをタン、タン通して時間を稼ぐわけですが、それは一周クリアを達成してから考えても遅くないでしょう。
Aボタンを押しっぱなしにすることで発射できます。
自機前方しか攻撃できませんが、代償として攻撃力は高いです。
耐久力の高い敵の出現位置を覚え、登場と同時にレーザーを打ち込んで破壊して行くことがパターン作製の最初の一歩です。
攻撃範囲が狭く、雑魚の耐久力がほとんどない本作では、雑魚の多い道中はレーザーではなくショットを主体に進むのがクリアの上では容易です。
逆に標的が一体のみで、しかも極めて耐久力の高いボス戦に於いては、レーザーボタンの押しっぱなしで戦うの基本です。
ただしレーザー発射中は自機の移動速度が低下します。
L強化及びEX強化の場合はさほど気になりませんが、S強化の場合は弾避けが著しく困難となるスピードです。
高速弾を相手にする場合には、必要に応じて(S強化の場合は必須)ショットに切り替えて弾避けに専念します。
コンボを狙う場合には、レーザーには守るべき規則が以下のように少々存在します。
いずれにせよ、一周クリアしてから考えても遅くないでしょう。
レーザー照射時のゲージは極めて低い値に保たれているので、それを破壊しない打ちにショットに返るならば確実にコンボは途切れます。
レーザーで敵を破壊してもゲージはさほど増えないので、数台まとめて破壊してゲージを高める必要があります。
レーザーの特殊な使用法で、一般的にこのように呼称されます。
レーザー時の自機をよく見ると、レーザーの根本(自機の直近部分)が膨らんでいることが解ります。
これは側方にショットを放っている自機のオプションが前方に集中した際に、自機を包むように攻撃判定を発生させているのです。
この攻撃判定はレーザーと同等の攻撃力を持ちます。
この部分を敵に当てると通常のレーザー+オプションの攻撃判定ということで、レーザーの2倍の威力が得られます。
敵に張り付くほどに接近するので使用できる場所が極めて限定され、かつパターン化されていないと自殺行為ではあります。
しかし有益に使用するならば、その恩恵は大きなものでしょう。
自分のパターンでは以下の安全確実な6箇所で使用しております。
後述の「得点」の項目で詳しく述べますが、ヒット数の増加が著しいです。
上級者は4ボス最終形態で何万ヒットに達して何千万点を稼ぎ出すようです。
初心者には無関係な要素ですが、威力の倍増はその分弾避けの時間を減らしてくれるので有効に活用すべきです。
ボンバー
即時に自機が無敵になる大変に強力な兵器ですが、その適切な仕様は大変に困難です。
ボムを使い切ることができるなら、一周クリアなどものの数ではありません。
本作のボンバーは2種類の使い方があります。
どちらのボムでも緊急回避に使用できるので、道中はどちらを使用してもよいでしょう。
レーザー発射中以外(Aボタンを押し続けていないとき)にボムを使用すると、こちらの効果が得られます。
ショット連射であるCボタンを押し続けているときもこちらです。
自機前方で爆弾が炸裂し、炸裂時間中は画面内の敵弾を消去する効果があります。
自機はBボタンを押した瞬間に無敵(一定時間継続)となります。
レーザー発射中にBボタンを押すと、こちらの効果が得られます。
有効時間中はレーザーの威力が著しく向上し、スプレッドボム同様即時無敵と弾消し効果があります。
弾消しは画面全体ではないが、自機前方広範囲なので問題ないでしょう。
威力と弾消し時間のトレードオフで、スプレッドボムの持続時間が長いと思われますが体感的な差違はほとんどありません。
なお、ボス戦に於いては必ずレーザーボムを使用すべきです。
理由は明白で、ボスに与えられるダメージ量が比較にならないほどレーザーボムが高いからです。
(一度1面ボスなどで実験してみるとよいでしょう。)
自分が1面ボスで試したところ、ショット強化でもレーザー強化でも目に見えた違いはないように思われました。
証拠はありませんが、レーザーボムにもオーラ撃ちの恩恵があるのではないかと思われます。
完全にボム中にボスに重なると、ヒット数は大きく上昇します。
4ボス最終形態では、ビット集合時にレーザーボムで重なると、ボム一発でボスを沈めることができます。
ボムの使用可能数は強化タイプ毎に以下のようになります。
実はボムを全て使用するというのは、かなり難しいことです。
ボムを使い切ってから死ぬことを考えるだけで、プレイ時間は飛躍的に伸びるはずです。
初期状態で3発までストック化ので、ミスする毎に一発ずつ増加し、最終的に6発となります。
3+4+5+6+6+6+5=35
(エクステンド3機に加え、ゲーム中に5発入手可能)
と合計36発のボムが使用できます。
初期状態で2発、最大4発です。
2+3+4+4+4+4+5=26
と合計26発のボムが使用できます。
初期状態で1発、最大2発です。
1+2+2+2+2+2+5=16
と合計16発のボムが使用できます。
なお、ミス後のボンバーの最大所持数の増加には条件があります。
ハイパー使用中に死亡した場合、このときには最大所持数が増加しません。
これで疑問は解決ですね。
ハイパー使用中は著しくランクが上昇すること。
ボス戦でのハイパーの出現条件が、ボムがないこと。
以上の2要因によって、ハイパー中の死亡は多いにあり得ることでしょう。
ゲームになれていないうちは、ボス戦直前ではハイパーを取らないなどの選択肢も有効であるかと思われます。
しばしの無敵時間と攻撃力の上昇を与えてくれるハイパー、そのリスクとリターンのトレードオフは見事ですね。
ボムにおいて大切なことは特徴ではなく、いつ使うかであると断言してよいでしょう。
ボムは自機が弾に当たりそうになったときに使用するもの、と理解されています。
しかしながらそれは完全な誤りであり、認識を改めるべきです。
画面遠方から敵弾が飛来するということは、その分弾道予測時間が与えられていることと同義です。
そのような弾の予測すらできないわけですから、自機直近の弾が自機に命中するか否かの判断などできるはずがありません。
弾避けの基礎でも何度も述べましたが、反応が遅れたのでミスしたと考えるのは誤りです。
予想能力がないからミスしたと認識を改めてください。
つまり、困難な弾避けが予想された段階でボムは使用するべきなのです。
具体的な危険に自機がさらされた時点で、それはすでに失敗なのです。
特にB−Sを使用する場合、この判断に慣れてくることは一周クリアが可能になることと同義です。
幸いにして、本作最終面の弾即は極めてゆるやかであり、この判断のための時間は豊富にあります。
この点大往生は大変にユーザーフレンドリーと評価してよいでしょう。
私個人はこの時間故に、大往生の難度は前作とかわらない(前作の怒首領蜂の最終面が高速弾が大変に多かった)と考えております。
弾避けをした時点でそれはすでに敗北なのです。
弾避けができるなどと、自分の能力を信頼することはやめる方が無難です。
ゲーム中にボムを撃ってしまった場合、「しまった、ミスした。」と思ってはいけません。
それは敵弾がしっかりと見えており、かつ反応速度が十分にあることの現れです。
むしろ「ボムを打てるだけ体調がよいのだ」と理解するのが多いに建設的です。
参考までに。
この程度でボムを使用しないと間に合わないからです。
私が以前に聞いたことです。
彩京シューで2周目後半に行けるようになると、緊急回避に間に合う程度の反応速度が身に付くそうです。
彩京シューの2周目後半といえば、いかなるレベルかは御想像がつくでしょう。
つまり、シューターでもない限り緊急回避ボムなど不可能と考えるのが合理的です。
上に記したように、大往生でS強化機体を使うなら、嫌でもこれは磨かれることとなります。
その他私が思いつくものを挙げてみましょう。
以上2機体は、次のような共通点を持ちます。
高速弾が支配する彩京シューの世界においてこの2機体を使用するならば、嫌でも危険予測能力は磨かれる、といってよいでしょう。