書物としての新約聖書  頸草書房  田川健三著 1997年


本文書は上記著作物の要約であり、筆者自身の理解増進と復習の便のために作成しました。
具体例を多数交えた非常に興味深い著作ですが、本文書では大筋部分のみの要約となっております。
論を進めるにあたって具体例の果たす役割は大きいものであり、さらには具体論にこそ本質があるともいえるでしょう。
本書は8400円と些か高価では在りますが、非常に楽しめるものであることは保証できます。
本文書によって内容に少しでも関心をもたれたら、是非とも原著の購入をお勧めいたします。
微小かつ多彩な事実の積み重ねを正直に、その意味を見つめること。
この方法論こそ本書の特色であり、そして原著者の田川健三氏の御主張もその点にこそ存在すると思われます。
なお、本文書作成に当たり私は本書を3度読みましたが、まだまだ内容理解には至らない点が多いことと思います。
また、(括弧)内の数字は本書の該当ページを意味します。






以上です。


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