Stage6、道中(2)
先の緑雑魚に習い、この場面は後方赤雑魚地帯と命名しましょう。
赤雑魚の特質は、3ウェイ弾を撃って来る点にあります。
ならばここでも、右図のように少しづつ左移動でよいですね。
中ボスです。
それでは、以下に各攻撃パターンを分析して行きましょう。
以上は一般論なので、この場合もおおよそ違いはありません。
なおこの攻撃で恐ろしいのは、それが終わった瞬間に次のレーザーの直撃を受ける心配があることです。
このレーザーのように、弾道が固定された攻撃は安全地帯がある場合がほとんどです。
左図を見ると、円弧状の軌跡は発見できますが、詳しい性質はわかりません。
ちなみに、一般には形容の困難な弾幕を「ばら撒き」と称しているに過ぎません。
上の5図が具体的パターンの一例です。(左から順に図1,2,3,4、5とする)
以上ステージ6道中解説でしたが、最後に振り返って見ましょう。
敵配置は以下の順となっております。
そして3ウェイ弾(奇数弾)とは、中央の一発が自機狙いでしたよね。
すなわち、静止していると被弾するので、少しずつ横に動けばよいのです。
ここは一切ショットを撃たなくとも被弾しないので、ぜひそちらも練習してみてください。
弾を恐れて大きく動くとミスなので、その点を学ぶとよいです。
ゆれ雑魚地帯です。
ある意味、嵐の前の静けさのようですね。
攻撃方法は以下の三種を順に繰り返します。
なかなか強く、攻撃パターンを把握していないと大ダメージは避けられないでしょう。
しかし、適切な知識さえあれば、悪くとも1ダメージで安定させることができるはずです。
この後に控える最終ボス戦を前に、少しでもダメージは減らしてゆきたいところです。
このような攻撃は、左図のように弾の壁の内部で避けるのが基本です。
(つまり、隣の壁を乗り越えて隣に出てはいけない)
すなわち、敵弾によって道が形成されていると把握します。
そしてこの道が、左右どちらに曲がるかを見定め、それにあわせて自機を移動させます。
その際道の変化を捉えるためには、視線は自機上方(かなり上)におきます。
そして道が曲がった方向に、キーを入力するのです。
(結論的にいうと、自機周辺は見る必要がない、というよりも反応できなくなるので見てはいけない)
ただこの攻撃はよく見ると、ボスの一度に発射する弾の数が毎回異なり、きれいに道を形成しない場合が多いです。
したがって、原則的には弾の道の中だが、見て避けることも必要となります。
本体下部から2本のレーザーを、連続して6回発射します。
このように回数の決まった攻撃は、必ず何回目であるかを数えながらプレイしてください。
次の攻撃パターンに適切に移行するために必須です。
特にこのレーザーの場合、2本のレーザー上以外は全て安全地帯ですね。
左図はそれを利用して、ボス本体に重なって撃ちこんでいる場面です。
(緑丸で囲まれた部分に自機がいます)
しかしながら、接近する(ここでは重なる)とは、敵に近づく以上高い危険を伴います。
至近距離から弾を撃たれた場合、回避不可能であるかですね。
そこでこそ、レーザーの回数を数える意味があるのです。
すなわち、5回目のレーザーが発射されたら安全な画面下に逃げるとすればよいですね。
上の「黒弾ばら撒き」と同じく「ばら撒き」という語を使用しています。
しかし、その内実は大きく異なることが、左図を見ると明らかでしょう。
「黒弾ばら撒き」のように規則性(弾の道)があるわけでもなく、しかもかなりの高密度です。
確実にいえることは、正面で避けるには難しすぎるということです。
弾幕全体を大きく誘導しその外に出てしまうことを考えるのが賢明でしょう。
(左図から、正面は左右の弾幕が交差するので高密度、左右端は低密度であることがわかりますよね)
ただ、その場合には「自機狙い」であることが大多数です。
完全にランダムのように見えても、弾の密度の粗密という点で自機狙い属性を発見できるでしょう。
そして、弾道が固定の場合は、確実に「弾道固定弾」と表記するはずです。
(弾道固定なら安全地帯をはじめ完全パターン化が可能なので、別個に分析する必要があるので)
中ボス登場直後、わずかですが何もしてこない時間があります。
どんな些細であれ、機会を逃さず撃ちこみましょう。
そのためには、直前の「ゆれ雑魚地帯」において次が中ボスであることを意識している必要があります。
あらかじめ画面上に上がっておき、重なって撃ちこんでください。
但し無理はしないように、欲張らず適当に逃げるのです。
このような攻撃は、ボス正面で避けるのが定石です。
(正面なら弾は上から来るので弾道が把握しやすいが、横にでると斜めから弾がきて弾道が掴みづらい)
しかし次のレーザーの直撃を避けるためにボスの移動方向と反対側逃げています。
勿論、この行動を採用したのは、数限りなくレーザーの直撃を受けたという経験があるからです。
最初から理屈でパターンを作るなど、凡人には無理でしょう。
難所での試行錯誤と偶然の積み重ねで形成されるのがパターンと認識してください。
黒弾ばら撒きが終わったら、画面上に上りボスに重なって撃ちこみです。
ここが最大の撃ちこみの機会ですね。
そして、レーザーの回数を数えることをお忘れなく。
レーザーが5発ほど撃たれたら、画面端に近い側の下方向に逃げ始めます。
画面端に近い側に逃げれば、ボスの弾を画面外に撃たせることができます。
つまり、画面内の弾が減って安全ですね。
そのまま画面下を反対に逃げてください。
すると青弾ばら撒きは、最も外の数発を避けるだけでやり過ごすことができます。
そして、再び最初に戻り黒弾が来るのだ、ということを意識しておけばよいでしょう。
そしてステージ最後は、再びゆれ雑魚地帯です。
最後の戦いを前に、一時の休息ですね。
このShooting Game(仮)は敵配置の緩急の差が極めて見事だと思います。
場面開始時点の自機の位置どりによって、弾除けの成否が決定される状況が連続しています。
(正確には、正しい位置どりを前提条件とし、その上で弾除けと速攻破壊で生存の可能性が生まれる、というべきでしょうか)
まさに敵順の正確な暗記は必須と断言して問題はありません。
そして何度も繰り返しますが、敵順の暗記は全て次の場面に備えるための手段なのです。
そしてこのステージでは、以下の原則を学びました。