はじめに

まず最初に
1945Uに触れたことのない方はフォッケウルフで1周を目指す前に、まず疾風によりこのゲームを遊んでみてください。残機、ボム使い切ってかまいません。その理由は疾風が1945U登場機体の中で抜群の性能を誇っているからです。
疾風の強さは以下の理由によります。まず溜め打ちのオプションの設置(敵の出現位置に事前においておきます)、次に敵を自動追尾するオプション、高い攻撃力故にショットレベルが2で十分なこと(理由は以下)。
疾風で敵の出現パターン、中型機やボスの弾幕をおぼえてからフォッケでプレイしてみましょう。
疾風での攻略はこちらを参照してください。
とてもわかりやすく書いてあります。私はこの方のおかげで疾風で1周できました。

フォッケウルフの性能
結論として、フォッケウルフは使いにくいといえます。ただこの不便さ故にこそ攻略しようという意欲をかき立てるものでもあります。それでは具体的にフォッケウルフの装備を見てみましょう。

1,メインショット
ショットは前方集中型で、自機の正面しか攻撃できません。あまり攻撃力も高くない(ような気がします)です。空中の雑魚を撃墜するのに使える程度でしょう。

2,サブショット
サブショットはミサイルで高い攻撃力を誇ります。ミサイルは標的に命中後、小規模な爆風をしばらく残し、この爆風にも攻撃判定があります。そこで地上敵にミサイルを当てておけば、爆風によりダメージを与えられるし、空中雑魚を巻き込んで破壊してくれます。このミサイルがフォッケの打撃のメインとなります。
ミサイルは連射できません(ショットランク最強時で画面内に7発発射できます)。しかし敵機に接近し、直前に発射したミサイルを命中させてしまえばすぐに次のミサイルを撃てます。つまり敵に接近すればするほどフォッケの攻撃力は上昇します。そこで中型機や地上物の出現位置をおぼえてあらかじめ接近しておくこと、特に地上物に対しては重なって打ち込むことがフォッケにとっては極めて重要となってきます。横移動しながらショットを撃てば、ミサイルは時間差で発射されるので狭い攻撃範囲を少しはカバーしてくれます。
ただしフォッケはショットランクが低いとミサイルの発射本数が減るために攻撃力が格段に下がり、敵に撃ち負けてしまいます。だからショットランクは常に最強で進むことになります。
ところがこのゲームはショットランクが高いほど難易度が上がります。つまり敵弾の数が増え速度が上昇するわけです。従ってフォッケでプレイするにはそれなりの弾避け能力が必要とされるわけです。

3,溜め打ち
溜め打ちはプラズママインという弾消しのできる幕のようなものを打ちます。この幕の中にいれば敵弾は遮断できます(なお名前のとおりレーザーは防げません)。ボスなどに対しては溜め打ち発射後幕に重なって画面前方にすすみ、ついでに打ち込むという戦略が有効です。
このプラズマは発射後少しずつ上昇し、レベルが高いほど弾消しの面積、滞空時間がのびます。レベル1で自機を何とか覆うくらい、レベル2で自機を余裕で覆う大きさ、レベル3で自機3、4機分ほどのかなりの大きさになります。
このプラズママインの溜め時間は他の機体の溜め打ちよりも溜め時間が長い(ような気がする)ので、前もってどこで使うかを決めておかないと肝心の場面に間に合いません。つまり、溜め打ちは緊急回避には使えず、あらかじめ使用箇所をパターン化しておくことが必要となります。溜め打ちをレベル3を使う必要は全くありません。レベル1の溜め打ちは弾消しの面積と滞空時間がともに少ないので、1つの弾幕を防ぐ程度の期待しかできません。レベル2は面積、滞空時間ともに長いので複数の弾幕を防ぐことができます。

4,ボム
ボムは大型ミサイルです。このボムは使用と同時に自機が宙返りして無敵になるので緊急回避には使えます。攻撃力は高いのですが、その軌道上の敵にしか攻撃力を持たず、軌道上の敵弾しか消してくれません。当然弾消しの時間も短く、悲しいくらいに弱いです。ボスにたいして使うときにはしっかり狙わないと命中さえしません。

5,結論
フォッケウルフは高い攻撃力を持ちますが、敵に接近しなくては全くその価値を発揮できません。溜時間は長く緊急回避には使えません。ボム、は悲しいほど弱いです。これら故にフォッケは綿密なパターンプレイが必要とされる機体といえます。研究が必要ですが、いったんパターンが組みあがると極めて高い能力を発揮できる機体がフォッケウルフです。研究すればするほど(特に弾消し)新しい攻略法が見えてきます、1945Uの奥の深さと彩京の偉大さを感じる瞬間です。しっかりパターンにはまったプレイは極めて美しいものといえるでしょう。

フォッケウルフで1周するために

  1. この記事はアーケード版をクリアすることが目的ですが、このゲームがパターンゲームである以上、かなりプレイを重ねパターンをおぼえることが必要になります。
    これをゲームセンターで実践しようとすると莫大な経費が必要となってしまいます。そこで初期投資として練習のため家庭用版を購入しましょう。サターン、プレステ版が発売されています。サターン版は中古も高価でなかなか手に入りませんが(それでも秋葉ならあります。秋葉原駅でてすぐのゲート下のゲーム屋の4階で目撃しました。またトレーダーズでも時々出回っているようです。価格は4000から5000円といったところでしょう。やはりいいゲームは中古価格が落ちませんね。当然私もサターン版です。)、プレステ版は最近1500円で新しく売られているそうです。
  2. 家庭用機ならばブラウザでこのページを開き、常に参考にしながらテレビでゲームをすることができます。複数の攻略ページを開き、それらを比較しつつ参照しながらゲームをするのは効果的です。
    プリンタをお持ちの方はプリントアウトしておくと良いと思います。
  3. 家庭用機で練習するときは、オプションで自機を一機に設定しておくとよいです。なぜなら失敗してコンティニューすると常にその面のはじめに戻されるので(5面以降)、残機とボムのごり押しで先に進むことなく練習ができるからです。
    そもそも一度死んでしまうとそこでパターンは崩れますし、建て直しにボムが必要なこともままあります。このような状況で先に進んでも意味はないです。
  4. 練習のときにはパットは使わずスティックを使ってください。パットでは微妙な弾避けができません。そもそもアーケードはスティックなのでまるで応用が効きません。
  5. 蛇足になりますが、スティックの持ち方です。ワイングラスを持つようにレバーを下から手で挟む持ち方は止めましょう。上下移動がうまくできません。スティックは上から手で覆うように持ってください。
  6. できればテレビを縦置きでプレイしましょう。横画面モードでは敵の攻撃が本物と違うことがあります。(ラスボスの攻撃にて確認)
  7. 練習したら、定期的にゲームセンターで遊んでください。家庭用は移植が完全でないこともあってあくまで練習用と位置づけましょう。やはり50円か100円を使うだけあり緊張感はまるで違います。
    このときはボムは惜しまず(ランダム面ボスなどは2面以降全部ボムを使った方がいいかと思います。)、少しでも生き延びることを考えてください。またうまい人がいたらしっかりとそのプレイを見ておきましょう。
以上です。特に1,7は実践してください。

ちなみにこの攻略記事を書いている人物の腕前は
ガンバード2、パルビロで7面ラスボス手前の3人組。ギガウイング、ポーチカ・ヴィーダシュタットにてクリア(後者はノーミス)。1945U、疾風、フォッケウルフで1周クリア。エスプレイド、5面頭くらい(以上全て得点度外視)、ストライカーズ1999で7面冒頭(ただし4機設定)
とあまりたいしたことがないので、この攻略法の内容は初心者にも十分に実践可能なものと思います。 私もこのゲームを始めた頃は初心者でした。まだシューティング歴は一年にも満ちませんが、練習により上のような実績を上げることができました。まさに1945Uは初心者が上達するのに最適なゲームであると思います。(ガンバード2はパターンが硬直しすぎ、ストライカーズ1999は弾が速すぎという点で難度が高いので初めての方にはお勧めできません。)

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